
10月14日(木) 富山市視察
認知症高齢者徘徊SOS緊急ダイヤルについて
富山市の高齢化率は24.2%で、全国平均より6年早いといわれています。認知症高齢者は4149人で、徘徊高齢者数は445人という調査結果でありました。徘徊高齢者の実態を調査したところ、徘徊発生から発見までの時間は3、4時間であり、時間の経過に伴い体力の消耗が大きくなり、命にかかわってくるということでありました。
このため、認知症による徘徊高齢者を早期に発見し、心身の安全を守るために、平成21年1月に「富山市認知症高齢者徘徊SOS緊急ダイヤル」を設置、運用を始めたということです。事前登録制で、認知症高齢者の徘徊に気づいたときに連絡すると、専門スタッフが電話を受け、協力団体(警察、消防、公共交通機関、介護保険事業所等)へ情報を配信するもの。情報を受けた協力団体が可能な範囲で捜査に協力する。調査時点で徘徊を把握した445人のうち、登録数は371人であり、地域包括支援センターやケアマネジャーを通して登録を呼びかけているとのことでした。
運用状況は月平均で4.5件であり、現時点ですべて無事保護しているとのことでした。電話受付は委託をしており、委託料は年間約400万円で人件費が主であるということでした。
認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをテーマに、認知症高齢者見守りネットワークの一環の事業でありましたが、富山市に限らずこのような事業には、地域包括支援センターがかかわっていて、事業に関係のない人にもセンターの機能や役割について、まずは周知を図ろうという姿勢がうかがえました。老後生活にスムーズに移行するためには必要なことと思われ、「緊急ダイヤル」については、本市で稼働している防災ホッとメールの機能が利用できそうだと感じたところであります。

10月14日(木) 富山市視察①
○富山型デイサービスについて
全国的に有名な、富山型デイサービスは「小規模多機能型」をキーワードとして、町なかの民家を改修した施設で、高齢者・身体障がい者・知的障がい者・心身障がい児・乳幼児を同じ施設で同時に処遇するサービスであります。
これは、平成5年に富山赤十字病院を退職した3人の看護師によって開所されましたが、国の制度では対象者ごとに異なる法律により施設の設備、人員の基準が定められていたことから、開所当初、この福祉サービスには行政の支援がありませんでした。平成8年度から富山市単独の委託事業「富山市在宅障害者(児)デイケア事業」(障害者(児)の一時預かり)や平成9年度から高齢者のデイケアサービスへの補助金交付が始まり、行政と連携するようになり、平成15年度には、構造改革特区として「富山型デイサービス推進特区」が認定され、介護保険上の指定通所介護事業所等での知的障害者、障害児のデイサービスの利用が可能となり、平成18年度には障害者自立支援法により地域限定の構造改革特区から全国展開されました。
富山型デイサービスのメリットは、利用者が選択する施設が広がり、民家を利用することから施設の有効利用が図られること。また、高齢者と障がい者(児)が同じ場所で同時にサービスを受けることで、よりよい影響を受ける可能性があること。たとえば、知的障がい児が高齢者のお世話をし、経験をつむことでボランティアスタッフとして施設で働けるようになることや、高齢者が赤ちゃんと接することで刺激となるなどであります。
課題としては、高齢者と身体障がい者、知的障がい者、心身障がい児が同時にサービスを受けることになるので、障がい特性に応じた処遇が確保されるか心配されることが挙げられます。
このように市民から始まった事業が国の制度まで動かすことになったわけでありますが、行政サービスは、もはや市だけが立案するのではなく、いかに市民ニーズをくみ取るかが重要な視点であり、現場発の政策立案が重要であると感じたところであります。

10月13日(水) 金沢市視察
○地域見守りシステム(高齢者地域福祉ネットワーク)について
高齢者を地域で見守り、ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯などの日常生活の不安をなくしていく必要があることから、民生委員、在宅介護支援センターや地域包括支援センター等を連携させたネットワークを構築したが、介護保険施設等は民間法人であり、営業活動と思われたり、地域性を理解していなかったり、住民からの信頼度が低かった。そのため、地域住民側は地域の福祉課題を、施設側は業務内容等の説明をして、お互いに顔を見せるところから再スタートしました。
金沢市の地域性として福祉に対する住民の理解度が高い印象であった。昭和初期のころから、自身の資産(場所、金)を経済的に不安定な人や障害者等へ提供する人が多く、そのような場所を善隣館といい、現在でも自治会や地区社協等と並ぶ地域資源となっている。民生委員907人、さらには2857人のまちづくり福祉活動推進員がいて、民生委員1人に対し推進員二、三人がチームとなって活動していることから、高齢者情報の収集も比較的速やかとのことであった。本市では、高齢者情報をオンライン上で整理して、見守り活動に役立てるシステムを構築するようだが、金沢市が指摘しているように、見守り活動をする側での情報の共有化は不可欠で、システムだけ整備して情報が何もないというようなことにならないようにしないといけないと感じたところでありました。

本日、地元米津町において秋祭りが開催されました。
昨日は、雨のため中止となりましたが、本日は一転して、透き通る雲ひとつない晴天となり開催されています。
地域住民がバザーや餅なげなど楽しみ、子どもたちが大太鼓やお囃子の披露を行い先ほど、屋台(写真)の引き回しに出発しました。
一昨日は、前夜祭も開催され、私も挨拶に立ち「毎夜、お疲れの中、子どもたちに笛、太鼓、ラッパにお囃子の指導をしていただいた方への感謝を述べるとともに、お世話になった子供たちは将来必ず社会に役立つ人材に成長すること、また、万が一、一時的に道にそれることがあっても、必ず地域に戻ってきます」との話をさせていただきました。
親でもない学校の先生でもない地域の大人と触れ合うことは、子どもたちの社会性を育むいい機会であると、機会あるごとに訴えていますが、地域コミュニティの希薄化を地域の祭は防いでくれています。
どの地域においても、このようなイベントに多くの子どもが参加し、たくさんの人と触れ合っていただきたいと思います。

昨日、静岡市内において公明党静岡県本部大会が開催されました。
今回の大会は、先の党大会を受け県本部代表などを選出する人事大会であり、明年の統一地方選への静岡県県本部としての出陣の大会でありました。
県本部代表には、引き続き大口善徳衆議院議員が選出され、私も、県本部幹事、労働局長を拝命いたしました。
党本部より井上幹事長がお見えになり、菅政権の怠慢を指摘し、今、最重要課題は景気対策、デフレの脱却でありそのために全力を傾注しなければならないと指摘されました。
具体的には、いずれやらなければならない公共事業(学校や橋の耐震化など)の前倒しなど地域経済の活性化など早急にやるべきとの話がありました。
私も、候補者の一人であり明年の必勝をかたく誓いました。

10月2日土曜日、都内品川区内において、公明党大会が開催され、県本部の代表として参加しました。
今回の大会は人事大会であり、また、明年の統一地方選挙の出陣の意義を込めた大会でありました。
代表は引き続き山口那津男参議院議員が就任し、幹事長は井上義久衆議院議員が留任、政調会長に石井啓一衆議院議員が新任されました。
代表挨拶の中で、「行動する政策創造集団」という言葉が印象的でありました。
今、私たち地方議会には、議会改革が求められていますが、議会改革と言えば何も議員定数の削減だけではなく、議員の政策立案能力の向上など、議員の資質の向上も求められているところであります。
政策の課題を見つけ出し、政策を立案し創る、そして、改善を図るというサイクルが議員に求められる資質であります。
私自身、そのような議員の成長するため、日々全力です。

本日、平成22年9月5日(日)、静岡高次脳機能障害リハビリテーション委員会主催の講演会に出席しました。
講師は、埼玉県総合リハビリテーション神経科、東京福祉大学社会福祉学部の先崎章氏であり、演題は「高次脳機能障害の理解と対応」(当事者と家族の精神的ケア)というものでありました。
時間の都合で、途中退席となりましたが、地域での生活の支え、当事者と家族の心理的ケア、社会的行動障害への対応などパワーポイントを駆使し、様々な角度からのお話がありました。
ところで、皆さんは、「高次脳機能障害」という障害をご存知でしょうか?
この障害は、未だ、認知度が低く、脳の損傷に起因する全ての後遺症状を指す障害で非常に多様な障害であります。
その代表的な症状は、失語症でありますがそれだけではなく複合的であり分かりづらい障害という印象を与えています。
先の国会で障害者自立支援法改正案が提示された際、発達障害だけは法文に明記されたようでありますが、高次脳機能障害は明記されなかったようであります。
関係者は、障害者自立支援法を幅広い障害の定義認定を目指す新法への期待を寄せています。
私に対しても、市内の関係者より、拠点整備や居場所確保などの強い要望も寄せられており今後においても、当事者やご家族の皆様など関係者が安心して暮らせるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと考えます。

浜松市議会9月定例会が開会しました。
本日は、報告として、監査委員から随時監査、現金出納監査結果報告、財政部長から交通事故等の専決処分の報告や各公社等の平成21年度決算報告、そして、私が副議長として5月定例会以降の議長会関係の報告をいたしました。(写真参照)
その後、市長から23件の議案が上程され、一旦、休憩し議案説明会になりました。議案説明会終了後、議会を再開し、監査委員の企業会計決算の意見の発表の後、閉会いたしました。
今、9月定例会では、議員の定数減の条例制定やオートレース事業の存廃の決定など重要案件もありますが、中には、私が担当する厚生保健委員会で審議される、民生費の「施設入所児童等特別支援事業」として1570万円が計上されています。
これは、子ども手当が支給されない施設入所の幼児児童に対し、子ども手当相当分を施設に支給する事業で、先の、国会においての子ども手当法案を審議する際、私たち、公明党の主張において施設入所の幼児児童に子ども手当の恩恵が及ばない矛盾を指摘し、盛り込まれた案件であります。
先日、清明寮を訪問した際も、この事業について、施設長さんも「本当にありがたい」とおっしゃっておられたのが印象的でした。
今議会も、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。
