精索捻転症とも、睾丸捻転症とも言われている。
精巣には血液が流れる血管と精子が通る管がつながっていて、精索(せいさく)と呼ばれる束になっているす。精巣捻転症は、この精索が雑巾を絞ったようにねじれてしまい、精巣に血液が流れなくなる病気。緊急手術を伴い、治療が遅れると精巣が死んでしまい、将来の不妊症の確立が高くなる。一般的には、発症から6~8時間以内にねじれを解消し、血流を戻さなければ、精巣の機能は回復できないと考えられている。
この病気は、生後間もない新生児や、精巣が急速に発育する10~15歳の思春期に発症することが多い。時には打撲による発症もある。
この病気は、突然、陰(いん)嚢(のう)の激しい痛みと大きく腫れてくることで発症し、お腹の痛みや吐き気を伴う。25歳以下の発症は、10万人に4.5人~25人と言われていて、発症の頻度は多くはないが、この病気の大きな問題点は、病気の部位が陰部なので、本人が気づいても、恥ずかしさから、家族や周囲になかなか相談できず、病院への受診が遅くなってしまうことだ。
Q:乳幼児の健康管理の指導について。
A:母子の全戸訪問を行い、母子の健康状態のチェック、育児状況を確認。支援が必要な家庭には産後ケア・サポート等のサービスの紹介をしている。
赤ちゃん訪問の際、「お子さんが急病になった時」「病院に行く、その前に」というパンフレットを配布。「病院に行く、その前に」のパンフレットには、精巣捻転症に当てはまる記載がある。保護者の方にはパンフレットの活用と、周知を図っていく。
Q:10歳から15歳の思春期(小学4年生から中学3年生)の保護者に知らせる手段はあるか。
A:各学校が月1回程度家庭に配布している「健康だより」がある。個別の病気の周知をどのようにしていくか、子どもの安全を第一に考え、学校、養護教諭と整理、検討する。
