(江東区ホームページより)
江東区の内部河川「小名木川」は江戸初期に開削された人工の川です。江戸時代には、千葉県の行徳から江戸に貴重な塩を運ぶルートとして重要な役割を果たしていました。
この川には、南側の北砂六丁目から北側の大島八丁目に、自転車・歩行者専用橋がかかっています。名前は地域の小学校5、6年生より募集され「塩の道橋」といいます。今から7年前に架設されました。
この橋により砂町、大島両地区の交流が深まり災害時の避難路も確保されています。
塩の道橋を自転車で通行する場合に、歩行者優先で、「自転車は降りて通行する」よう注意喚起されていますが危ない光景を目にします。
橋の勾配は緩やかなものの、直角に曲がっていますので、凍結した時の転倒が危険です。
幾つもの角で転倒されるケースを地域の方々よりお聞きしました。
母親の自転車に同乗していた幼児が転倒により橋の奥に飛んで行ってしまったことも伺いました。
土木部と度々対策の打ち合わせを重ねてきました。ロードヒーティングを設置できれば良いのですが、後からだと架け替えに及ぶほど莫大な費用がかかりそうです。
この冬は、まず①更なる注意喚起の看板を設置すること、②そして、現在は当日にまかれる多い塩化カルシウム(不凍結剤)を、可能な限り前日に行っていくこと、を行っていくことになりました。
また、交通安全キャンペーンの時などに、当地でチラシを配布していくことも(引き続き)もしていく予定です。
自分と周りの人々の安全のために、歩行者優先・自転車は降りて安心して利用していきましょう。
東京都の桜の名所百選にも入る仙台堀川公園。南側は小名木川に架かる人道橋「塩の道橋」のところから始まります。
この付近の公園内の雨水マスあたりから、水が出て歩道に溢れそうになっているというご連絡を地元の方より頂きました。(放っておけばバス通りの車道もプールの様になるかもしれません。)
今日13日(日)、江東区は午前中から夕方まで弱い雨(0mm/時間)です。日常そんなことは起こりません。首をかしげる話です。
13時半過ぎにご連絡を頂戴し、私より江東区にすぐに連絡。
日曜ですが防災宿直の江東区幹部職員を通じ土木部が機敏に行動、職員が現地に向かい一時間を経ずに水は引きました。ありがとうございました!
良かった、良かった、被害がでずにホッ。
ですが、原因は?…
雨水を小名木川に排水するポンプ(桜井ポンプ)が公園内にあるのですが、古いためか調子が良くなかった様子です。そのために雨水が逆流してしまったとのこと。点検再稼働し元に戻りました。
無事に小名木川に雨水が排水されています。
今後、再度の調査・確認をしなければなりません。そして、安心の十分なポンプ機能が確保されるように改修、あるいは新しいポンプの設置を求めていきます。(予算要望)