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越谷市 瀬賀恭子
sega-komei-1002@outlook.jp

Archive for 2012年 8月

8月21日、取手市での「脳脊髄液減少症」のセミナーに、党市議団5人で参加してまいりました。
脳脊髄液減少症については、かねてより市民の方から相談を頂いていましたが、このセミナーに参加し、詳しく知ることができました。
脳脊髄液減少症は、いつ何時、誰にでも起こりうるもので、早期に治療を始めれば治るものだそうです。しかし、認知度がまだまだ低く、正しく知られてない状態です。

患者さんのご家族の声も聞かせていただき、悩み苦しんで、病気と闘っている方がたくさんいらっしゃることもわかりました。
今後少しでも力になりたいと思いました。

8月18日、市立蒲生小学校の校庭にて「蒲生フェスティバル」が開催されました。
当日は夕立があり、一時は校庭が海のようになりましたが、サーッと引いて、予定どおり無事故の開催ができました。
「東日本大震災復興支援」の一環として、地域で蒲生地区の小中学校の皆さんで、「やきそば」や「やきとり」など屋台のテナントを出し、美味しそうな匂いがあちこちからするなか、買い求める人の長蛇の列ができ、大変賑わっていました。

セレモニーでは、高橋市長、藤林県議、市議代表の橋詰議員の挨拶がありました。
太鼓の演奏、蒲生地区少年少女合唱団による歌、健康体操、踊りなど、皆さん、普段の練習の成果を披露してくださいました。今年から有料になった、「抽選会」も大いに盛り上がりました。この売り上げの一部を被災地に送るそうです。
小さなお子さんから高齢者の方まで沢山の方がいらっしゃっていました。
事前の準備をしてくださった皆さまに感謝いたします。

8月6日、7日の2日間、党市議団で、新潟県三条市、長岡市、また群馬県太田市へ行ってまいりました。

三条市では、「子ども・若者総合サポートシステム」(通称:三条システム)について学んできました。
同市では、虐待やいじめ、不登校、発達障がい、引きこもりなど、様々な問題で支援を必要としている子ども・若者を対象に、乳幼児世代から就労支援に至るまで継続的かつ総合的な対策を目指すサポートシステムを整備しています。
 「所属機関が変わると、支援が途切れるのではないか心配だ」
 「困っているけど、どこに相談したらよいか分からない」
 「相談しているが、うまくいっていない」
こういった声に対応するため、このシステムでは、保育所(園)や幼稚園、小・中・高校など、子ども・若者に関係する機関・組織が連携して、切れ目なく個々に応じた支援を行う仕組みを作っています。全ての子どもが、生れてから成人後にいたるまで、市がサポートする仕組みをつくり、市民が安心して子どもを産み育てられる環境を構築しています。

長岡市では、「行きたくなる市役所事業」を進めています。同市の市役所は、アリーナ(屋内競技場)、屋根付き広場、市役所が一体となった全国初の施設で、「シティホールプラザ アオーレ長岡」と名前が付いています。「アオーレ」(会おうれー)は新潟の方言で「会おうね」という意味で、市民の皆さんが集いやすい場所にしようと名づけられたそうです。役所の建物が新しくなっただけでなく、便利な「総合窓口」など新しいサービスも開始されていました。とても明るく開放的な役所で、関連事業担当課が、隣り合わせになっており、来庁した方が効率よく回ることができ、市民の目線に立って役所が運営されていました。
新潟は私の故郷でもあり、新潟弁がとても耳に心地良かったです。

翌日、新潟を後にして、群馬県の太田市に行きました。「太陽光発電システム導入奨励金事業『おおたメガソーラー事業』」を視察してまいりました。まちの一部地域の住宅全てが太陽光発電をしており、電力会社への売電も順調ということで、環境に優しいまちづくりを進めていました。
「役所の担当者の方の熱意がなければ、そして首長のやる気がなければ、ここまでの推進はできなかった」という言葉が心に残りました。

今回の視察を終え、越谷市でも参考にし、議会で提案させていただきたいと思いました。

8月2日、民生常任委員会の有志で所沢市へ視察に参りました。
今日は朝から武蔵野線がポイント故障で吉川南美駅から南浦和駅まで運転を見合わせているとのことで、復旧には昼くらいまでかかるらしく、他の議員と待ち合わせをしていた南越谷駅前は人があふれ、タクシー乗り場も長蛇の列が出来ていました。しかし、急きょ橋本議員が車を出してくださり、遅れることなく、予定どおり着けました。

所沢市では、「地域包括ケアシステム構築に向けての取り組み」「地域包括ケアネットワーク構築についての取り組み」について調査してまいりました。所沢市は、わが越谷市と同じような規模ですが、越谷市より手厚いサービスを展開している事業が多々あり、大変に参考になりました。越谷市は高齢化率が約20.6%で、これは年々上がっており、今後もさらに上がることは間違いありません。今以上に充実したサービスを提供するには、思い切った政策が必要であり、地域包括ケアシステムの果たす役割が重要となります。役所も支援をしていきながら、地域の特色をいかしたサービスが必要であり、安心度No. 1の越谷のまちづくりには、13地区に包括支援センターの設置が必要だと痛感しました。
私は、越谷バージョンの「地域包括システムケア、ネットワークの構築」に向け提言し、「年齢を重ねても安心してずっと住み続けられる越谷のまちづくり」に力を入れてまいります。

8月1日、越谷市で「こころの体温計」のサービスがスタートしました。
これは「こころの健康」のセルフチェックが、いつでもどこでも手軽にパソコンや携帯で測定できるサービスで、専門機関や医療機関の紹介もしています。いまや「うつ病」は「こころの風邪」ともいわれ、だれでもかかりやすいといわれています。「うつ病」と「自殺」も関連があり、「うつ病」が引き金になり「自殺」に結びついている例も少なくありません。早期発見、早期治療が大事であり、周りの「気づき」で救われた例もたくさんあります。

越谷市では、残念ながら、自殺で尊い命が失われた例がここ数年で増加傾向にありました。亡くなられた方ばかりではなく、その家族、関係者の方の悲しみを軽減したい、二次被害を出したくない、大切な救える命を守りたい、との思いで、私は、昨年12月議会において、「こころの健康」を確保するのに有効な、この「こころの体温計」をはじめとしたサービス(「こころのものさし」や「認知行動療法」も)を導入すべきと、一般質問をさせていただきました。今回導入を決めてくださった執行部に感謝しております。
これをきっかけに、一人でも多くの方の「こころの健康」保持が少しでも前進するものと、確信いたします。

同日、「がん対策研究会」勉強会があり、出席いたしました。これは、議員有志が発起人になり、立ち上げた会です。今回は「越谷市におけるがん対策 行政の現状と課題」について保健医療部の方から説明をいただきました。今年から越谷市では、「口腔がん」「前立腺がん」の検診を一部自己負担で受診できることになり、近隣自治体の中でも、先進的な取り組みであると評価しています。がん検診では、年代で60~70歳代の方の受診率が高く、自分の健康に関心を持ち、健康管理をされていますが、若年の方の受診率が低いようです。がん検診を受け、がんが発見された方もいるそうです。「自分の健康は自分で守る」が原則ですが、がん検診の受診を「時間がない」、「忘れていた」、「まだ自分は大丈夫」と思っている方も多い現状だそうです。周知徹底し、まずは検診率アップに力を入れていくと仰っていました。
また、「越谷市立病院におけるがん治療の現状と課題」について市立病院事務部の方から説明をいただきました。今年4月には県より「がん治療指定病院」に指定され、5月から8階1病棟、西病棟に薬物治療、化学治療を設けたそうです。がん患者さんへの支援状況とがん専門病院との連携についてお聞きしましたが、国の「がん対進基本計画」に基づいて平成20~24年度までの5年間(最終目標は10年間、5年後に見直し)で取り組むというものでしたが、国の基本計画(平成24~28年度)の変更を受け、市の計画も本年度中に変更する予定とのことです。今後の課題として「がんの予防とがん検診率及び質の向上」「がん治療の充実と治療の初期段階からの緩和ケアの実施」「ネットワークづくり」「がん治療専門医の育成及び招聘」などがあり、これらを具体的に掲げ、取り組んでいくそうです。

市民の皆さんが安心して治療が受けられる環境、整備に今後さらに力を入れて頂きたいと思います。

7月29日、「平成24年度 越谷市消防団夏季特別訓練」が出羽公園グランドで7時半から11時近くまで行われました。真夏の暑い日差しが照りつける中、団員の皆さんは汗を流しながら、真剣に普段の訓練を披露してくださいました。通常点検、消防ポンプ操作では、私たち市民の命と財産を守るために、いざというときに安全・確実・迅速に消火活動に出動してくださいます。ポンプ車操法競技では、チームワークを活かし、どのチームも素晴らしい動きでした。6位までの団に賞が贈られました。

日々の訓練の賜物と感動いたしました。頼もしい方々です。心より感謝いたします。