福島県郡山市は本年度、国の地方創生臨時交付金を活用し、市立小学校の給食費を無償化している。同市では既に市立中学校の給食費を全額公費で賄っており、今回の措置で市内の全小中学校の給食費が完全無償化となった。
対象は小学校49校、中学校25校、義務教育学校2校の児童生徒約2万4200人。1人当たりの給食費は年間平均で小学生が5万9400円、中学生が7万200円だったが、これらを所得制限なしで全額補助している。
15日、市議会公明党の小島寛子会長、田川正治、但野光夫、山根悟の各市議は市立芳山小学校(難波和生校長)を訪問。児童が給食を食べる様子を見守った。
この日のメニューは福島県産の豚肉や野菜を使った「焼豚入りみそマヨあえ」。難波校長は「給食を通して地元食材の魅力など児童たちに食の楽しさを伝えていきたい」と強調。その上で「保護者から給食費無償化を歓迎する声が寄せられている」と話した。
同行した品川萬里市長は「学校給食は教育の一環」として、引き続き給食費に係る財源を確保し、2024年度以降も無償化を継続していく考えを示した。
市議会公明党は先ごろ、品川市長に物価高騰対策の要望書を提出。子育て世帯の経済的負担を軽減するため、学校給食費の無償化を強く求めていた。
掲載日:2023/05/22
