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バックナンバー 2021年 9月

福島県は現在、農業用ため池の決壊による水害などを防ぐため、「防災工事等推進計画」に基づき防災重点農業用ため池に指定した場所の調査を実施している。推進してきた公明党の今井久敏県議と山根悟郡山市議はこのほど、指定ため池の一つである「枇杷沢池」(郡山市田村町)を視察した。

 このため池は、同市田村町金屋地域の農地に農業用水を供給。江戸時代に築造されたもので、老朽化が著しく堤防に亀裂が生じ、豪雨の際は水漏れも発生。管理している金屋水利組合に所属する農家は、雨が降るたびに損壊部分を手作業で補修していた。

 また、下流域にはJR水郡線が走り、沿線に民家が立ち並んでいることから、栁沼清一組合長は「決壊すれば地域一帯が浸水する恐れがあり、住民はリスクを背負って暮らしている。早急な対策を」と今井県議、山根市議に求めていた。

 両議員はそれぞれ県と市の議会質問を通じて、ため池の安全対策を繰り返し訴えてきた。これを受け県は今年3月、ため池に係る「防災工事等推進計画」を策定。県内4067カ所の農業用ため池のうち、1414カ所を防災重点農業用ため池に指定し、状況調査と防災工事を集中的に実施していく。

 今回、今井県議と山根市議が視察した枇杷沢池は、同計画の農村地域防災減災事業として調査後、補強工事に着手し、2025年度の完成をめざす予定。
掲載日:2021/09/08

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郡山市 山根 悟
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