福島県郡山市で1級河川・谷田川の農業用取水堰「番堰頭首工」が改修され、5日から供用開始されている。当初は農家が改修費を全額負担する必要があったが、公明党の“連携プレー”により、国と県、市の補助で農家の負担が大幅に軽減した。関係者からは「公明党に頼んで本当に良かった」と喜びの声が寄せられている。
■受益農家の費用負担を軽減
この番堰は、地元農家が水稲を作付けする計31ヘクタールのほ場に、かんがい用水を供給している。しかし、築造から50年以上が経過しており、老朽化で左岸側の取水量を調整するゲートの開閉装置が作動しなくなっていた。このため、農家は川に入って土のうを積み上げて水をせき止めたり、手動で鉄鋼板のゲートを開閉したりするなど、水田への取水時期は危険と隣り合わせだった。
2013年1月、公明党の柳沼隆夫市議(当時)は地元農家から「もう片方のゲートが壊れたら取水できなくなり、コメを作れなくなる。何とかならないか」との相談を受けた。直ちに関係各所に掛け合うも、「農家だけが使用する施設だから改修費は地元農家が全額負担する以外にない」との回答だったという。
そこで、柳沼市議は番堰を詳しく調査。公明党の横山信一参院議員にも状況を伝え、解決策を探った結果、市が主体となる農業用施設維持管理事業とすれば、国と県の補助を受けて改修できることが判明。さらに横山氏の働き掛けで、15年度には国の農業水路等長寿命化・防災減災事業の調査地区として選定された。
柳沼市議は後任である山根悟市議や今井久敏県議とも連携。公明党は県と市の各議会質問を通じて、改修事業に係る農家の負担軽減を繰り返し訴えてきたほか、受益農家の要望書を市長につなぐなどしてきた。その結果、2億円に上る農家の費用負担が約4分の1にまで抑えられるように。
■国と県、市「公明のネットワークに感謝」
先月に開催された番堰の引き渡し式には、今井県議、山根市議も参加。
大善寺番堰改修委員会の栁沼孝一さん、高田善助さんは「10年来の悲願がかない感無量。公明党のネットワークに感謝です」と述べると、今井県議と山根市議は「地域農業の振興に全力を挙げます」と応じていた。
掲載日:2021/05/14
