- 飼い主にとって家族同然のペットを連れた避難は災害のたびに課題となっています。2011年の東日本大震災では、やむなく自宅に残した犬や猫が山野に逃げ、自治体などが対応に苦慮したそうです。これを踏まえ、環境省は2013年に同行避難を推奨するガイドラインを作成し、自治体にペット対応を含めた避難所運営の指針作成を求めています。
- 環境省は、大規模災害時に避難所でのペット受け入れがさらに円滑に進むよう、自治体の管理者向けにチェックリストを作成し、都道府県に通知する予定です。リストでは、過去の災害で得られた教訓をもとに、①ペットの受け入れ可能、不可の避難所を公開しているか②受け入れ不可の避難所に飼い主とペットが来た場合の対応は考えているか③避難所でペットが過ごす場所を用意しているか④獣医師会や愛護団体と連携しているかなどの項目を設けています。
- また、人とペットの災害対策を推進するには、自治体の防災担当と動物愛護担当で緊密な情報交換が不可欠として、環境省は2021年度、全国で3カ所程度で同行避難訓練も行う方針とのことです。
