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バックナンバー 2021年 3月 19日
  • 1.再エネ100%電力

  •  地球温暖化問題の緊急性が増している現在、再生可能エネルギーの普及が、世界の重要な課題となっています。そんな中、再エネで発電された電力を使いたい家庭や企業も増えています。一方、再エネを使っていることを売りにする様々な電気料金プランも現れました
  •  再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどの自然界に常に存在しているエネルギーのことを指します。再エネ100%とは、供給する電気の全て(100%)を再生可能エネルギーによって発電された電気にすることです。再生可能エネルギーは、自然界に存在しているため、枯渇することがありません。また、発電する時にCO2などの温室効果ガスを排出しないため、環境に優しいクリーンなエネルギーとして世界的に普及が加速しています。
  •  一方、石油・石炭・天然ガスといった化石燃料は量に限りがある上、エネルギーを生むときに温室効果ガスを発生させてしまいます。現在、世界の電力は化石燃料に大きく依存していますが、地球温暖化の大きな原因となっているため、再生可能エネルギーの主力電源化が世界的な課題となっています。
  • (参考記事) Energy Shift編集部
  • URL: https://energy-shift.com/navi/ca9b6e04-b235-4644-952f-f099828f2156

 

  • 2.カーボンゼロ宣言

  •  北関東の自治体で再生可能エネルギーの利用拡大を促す取り組みが相次いでいる。群馬県など4割の自治体が2050年のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ)を宣言した。実現に向け、公共施設の使用電力を再生エネに切り替えるなど自治体自ら普及を進めようとしている。
  •  環境省によると17日時点、50年までのカーボンニュートラルを宣言した北関東の自治体は群馬・栃木両県のほか、水戸市など40市町村。全体(3県と104市町村)の4割に上った。自治体は実現に向け施策を相次いで打ち出している。群馬県は21年4月から林業試験場(榛東村)など13施設の使用電力を100%再生エネ由来にする。火力発電などの比重が多い発電事業者からバイオマスなど再生エネ電力を供給する新電力に調達先を切り替えるという。

     山本一太知事は「(50年のカーボンニュートラルに向け)県が率先して再エネの普及に取り組んでいきたい」と力を込める。13施設のみで年間236トン(一般家庭約53世帯分)の温暖化ガス削減が見込め、今後も切り替える県施設を増やす方針だ

  •  栃木県も21年度から電力販売契約(PPA)による太陽光発電設備の導入を促す助成金を創設する。PPAは太陽光パネルや蓄電池の設置や運営を他の事業者に担ってもらい、発電した電力を施設提供者が買い取る仕組み。施設提供者は初期費用をかけずに再生エネが利用できる。発電した電力を電気自動車(EV)に充電する急速充電器の導入に対し、最大200万円を助成する。まずは10カ所の整備を目指す。

  •  一方、茨城県は固定価格買い取り制度(FIT)の太陽光発電など再生エネ導入量が北関東のみならず全国トップ。だが鹿島臨海工業地帯の産業構造が流動的でロードマップを描けないなどとして、カーボンニュートラルを表明していない。

  •  ただ、茨城県の市町村ではカーボンニュートラルに取り組む意欲が旺盛だ。北関東では最多の水戸市や取手市など26市町村が宣言を発表した。牛久市では近隣の6自治体を含めた小中学校の給食などから出た廃油を回収し、年間約7万リットルのバイオディーゼル燃料を生産。バスなどの公用車などを動かしているという。

  •  カーボンニュートラル実現に向けた機運は高まりつつあるが、ハードルは高そうだ。例えば、群馬県の温暖化ガス排出量は17年度に1792万㌧(前年度比0.05%の微減)で、近年はほぼ横ばいで推移している。群馬県気候変動対策課は「FITによる再生エネ普及は一服しており、(排出量の削減につながる)新たな取り組みをどれだけ増やせるかが重要だ」と指摘する。同県では今後も再生エネ普及や省エネを促す施策を導入する。かけ声倒れにならぬよう知恵を絞り続ける必要がありそうだ。

  • (参考記事)日本経済新聞 3月19日「北関東自治体、カーボンゼロ宣言4割 再エネ普及本腰」
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