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1月23日(木)☀/3℃/-2℃

  • 札幌市子ども未来局 子ども育成部 子どものくらし支援担当課
  • 研修後の総合所感

    約10年ほど前から子どもの貧困が社会問題として取り上げられ、国においても実態調査や対策を推進する法律が整備されてきた。この間、自治体においては、県・政令市を中心に「子どもの貧困対策計画」が策定され、民間では「子ども食堂」に代表される取組みが広がりました。令和元年11月法改正では、市町村にも計画策定を促す方針が盛り込まれています(努力義務)

  •  北海道においては平成27年12月に、札幌市においては、平成28年に子ども・若者生活実態調査を行い、結果を分析し、貧困対策計画(平成30年~34年)を策定し、併せて子どもの貧困対策を専門に担当する部署を新設(子どものくらし支援担当課:課長 小野寺美佳氏)している。
  •  さらに、「子どものくらし支援コーディネート事業」(平成30年8月~)をスタートし地域を巡回しながら、困難を抱えている子どもや家庭を早期に把握し支援につなげている。令和元年8月以降は5名体制で全10区をカバーしている。
  •  平成30年8月1日から平成31年3月31日までの8か月間で374件の相談を受理しているが、①実態把握の難しさ②支援を必要としている方へ必要な情報提供③地域との連携などが支援から見えてくる課題という。
  •  群馬県においては平成28年3月に貧困対策計画を策定しているが、県内35市町村ではいずれも策定は進んでいない。群馬県を代表する中核市・高崎として、計画をどのように捉え、策定するかどうか、まずは先進地を学ばせて頂きました。
  • 子どもの貧困とは・・・

  • 絶対的貧困(衣食住)、相対的貧困(生活・就学・就労など)
  • ・家計に余裕がなく、病院にかかれない
  • ・栄養のバランスのとれた食事は、1日の中で給食しかない。
  • ・家の学習環境が整わず、勉強の習慣が身につかない。
  • ・部活動や習い事をやりたいのに、お金がかかるからできない。
  • ・お金の心配があって、進学できない。その結果、希望する仕事につけない。など
  • ・大人が抱える困難と深くつながっている。
  • ・さまざまな要因が重なって起きる
  • ・外から見えにくい
  • ・経済的な問題にとどまらない。
  • ・連鎖
  • 子どもの貧困率の推移

  • ・17歳以下の子どものうち、平均的な所得の半分を下回る家庭で暮らす子どもの割合
  • ・平成24年 16.3%(6人に1人) 平成27年13.9%(7人に1人)

 

  • 子どもの貧困対策の推進に関する法律

  • ・子どもの「将来」だけでなく「現在」の生活等に向けても貧困対策を総合的に推進することを規定
    ・子どもの最善の利益が優先考慮されること。
    市町村による貧困対策計画の策定(努力義務)
    ・令和元年11月29日閣議決定
    新たな「子どもの貧困対策に関する大綱」が策定
    (妊娠・出産期から社会的自立までの切れ目のない支援、高校中退予防や中退後の支援の充実)

 

  • 札幌市子ども・若者生活実態調査(H28)の結果から

  • ■家計の状況が「ぎりぎり」または「赤字」と回答した世帯が6割
    世帯の経済状況が、健康・食事・教育資金の準備状況などに影響を与えている
  • ■困難を抱えていると考えられる世帯ほど
  • 子どもや保護者自身の悩みについて相談する人がいない。子育てに関する制度やサービス、相談窓口を知らないなど社会的孤立の傾向に。

 

  • 札幌市の子どもの貧困対策について

  • 平成30年3月「札幌市子どもの貧困対策計画」策定(平成30年~平成34年)
    子どもがその生まれ育った環境などに左右されることなく、毎日を安心して過ごしながら、夢と希望をもって成長していくことができる社会の実現を目指す。
    相談支援体制の充実(特に推進すべき取組み)=早期に把握し必要な支援に結びつける
  • 平成30年4月「子どものくらし支援担当課」を新たに設置
  • ⇒子どもの貧困対策を専門に担当する部署

 

  • 子どもの貧困のとらえかた

  • 子どもの成長や将来的な自立に困難な影響を及ぼしている状態
    ■計画の対象 「子どもの貧困」の状態にある子ども・若者とその家族
    *生まれる前の妊娠期から社会的自立へ移行する年齢層まで(概ね20代前半)

 

  • 子どものくらし支援コーディネート事業(平成30年8月から)

  • 地域を巡回し、困難を抱えている子どもや家庭を早期に把握し支援につなげる。
    ⇒児童会館など子どもの居場所を巡回
    子どものくらしの相談(子ども・保護者・まわりの方から)
    世帯の抱える課題を把握。支援策を検討⇒支援チームによる検討
    ・行政機関へのつなぎ
    ・関係機関と連携
    ・支援団体のサービス活用
    ・経過観察、関係者への助言

 

  • ・配置場所 札幌市若者支援総合センター内
    ・受付時間 平日10時~18時
    ・電話番号 011-223-4421

 

  • 相談受理件数 (平成30年8月1日~平成31年3月31日)

  • 相談種別 件数 割合
    養育環境面 138 36.9%
    発達障害面 111 29.7%
    問題行動・非行等 68 18.2%
    学習・学校面 42 11.2%
    問合せ等 12 3.2%
    経済面 0.8%
    合計 374 100%

  •  よく寄せられる相談

  • ■養育環境面  親子関係がうまくいかない、親が病気がち、親が不在がちなど
    ■発達・精神面 コミュニケーションがうまくできない。パニックになりやすいなど
    ■問題行動・非行 けんかする、大声で怒鳴る、物を壊す・隠す
    ■学習・学校面 勉強についていけない、高校進学が不安など

 

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