核廃絶を安保政策の柱に/3文書改定、非核三原則の堅持示せ/市民団体が中道、公明に提言 #公明新聞電子版 2026年03月07日付

中道改革連合の小川淳也代表と公明党の竹谷とし子代表は6日、衆院第1議員会館で、一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」の田中熙巳代表理事(日本原水爆被害者団体協議会代表委員)らと面会し、核軍縮と日本の安全保障政策に関する提言を受けた。中道から平林晃衆院議員、公明から谷合正明党核廃絶推進委員長(参院会長)が同席した。
席上、田中代表理事は「被爆体験からすれば、絶対に戦争で事を解決してはいけないとずっと訴えてきたが、今の情勢は必ずしもそうではなく、逆の方向に向きかけている」と危機感を表明。同キャンペーンの川崎哲専務理事は、安保政策について「核兵器をなくす取り組み自体が安全保障の重要な柱だという議論を国会で展開してほしい」と訴えた。
小川代表は「国際社会が不穏当な時代になり、今こそ活動の真価が問われている。徹底した平和主義で、対話によって戦争を回避することを旨として取り組みたい」と強調。竹谷代表は「『被爆の実相』を伝えることが核廃絶に向けた道筋の原点だ。その思いをしっかり受け止め、日本が核廃絶の先頭に立っていく。中道勢力の塊で取り組みを進めたい」と応じた。
提言は、政府が国家安全保障戦略など安保関連3文書の年内改定をめざしていることを踏まえて作成。ロシアによるウクライナ侵略などを念頭に、核軍縮を安全保障の手段として位置付けるよう求めた。また、非核三原則の堅持を明記すべきだと主張。東アジア地域での核の脅威を削減するため、多国間対話機構の創設なども提案した。






