沖縄振興へ始動/県議選当選の公明4氏/中道政治で県政をリード #公明新聞電子版 2024年06月23日付
16日の沖縄県議選で当選を果たした上原章、糸数昌洋、松下美智子、高橋真の各氏は20日、県庁で行われた当選証書の交付式に参加し、党員、支持者の期待に応え、沖縄を前へ進める政策実現への決意を新たにした。
各氏は21日、「公明党」の会派届を提出し、28日に開会する県議会に臨む姿勢を確認した。今回、定数48のうち玉城デニー知事を支える与党は、共産党が現有7議席から3議席を減らすなど20議席に退潮。公明、自民の両党など野党・中立は28議席で、与野党が逆転する「ねじれ議会」となった。国政与党の自公が議会で多数となるのは2008年以来、16年ぶり。
上原県議は九州をはじめ全国からの支援を受けて、全員当選を勝ち取れたことに謝意を示し、「県政の重要な転換点を迎えている。中道の姿勢で政策を実行するため4人で団結し、党員、支持者に政策実現で恩返ししていく」と抱負を述べた。
団結第一で前進誓う/党沖縄県本部が議員総会/県議選勝利の4氏が決意 #公明新聞電子版 2024年06月23日付
公明党沖縄県本部(代表=上原章県議)は22日、那覇市の県本部で議員総会を開催し、金城泰邦党沖縄方面副本部長(衆院議員)が「県議選勝利から、次の戦いへ団結第一で前進していこう」と強調した。
総会では、16日投開票の県議選で激戦を突破した上原、糸数昌洋、松下美智子、高橋真の各氏が絶大な支援に対する謝意を述べ、選挙戦で訴えた政策実現への決意を語った。上原県代表は「炎天下や大雨の中で全国、沖縄中の党員、支持者からの応援を受け、県議会に『公明4本の旗』を打ち立てられた。この感謝を忘れず、進んでいく」と力説した。
金城氏は「今回の県議選勝利の勢いで党県本部が団結してさらなる党勢拡大をめざしたい。私自身、その先頭に立っていく」と訴えた。
(発言録)沖縄の子どもを守るため県議選で公明全員勝利を/“夜回り先生”水谷修氏 #公明新聞電子版 2024年06月15日付
沖縄県の多くの子どもたちは(経済状況が厳しい家庭に給食費などを補助する)就学援助を受けている。昨年、私が友人と沖縄の子ども食堂などに食品を寄贈しようとした時、移送費確保へ懸命に動いてくれたのが公明党だった。おかげで約1万7500食を子どもたちに届けることができた。
公明党は、他の政党と根本的に考え方が違う。国民があって国がある。毎日のように困っている人のために現場で動く地方議員がいる。信念をもって皆さんと共に生き、共に生活をする公明議員が一つの地域に増えると、多くの子どもや高齢者の暮らしを守ることができる。
どうか、今回の沖縄県議選、苦戦しているタカハシ真、まつした美智子の両候補をはじめ全ての公明候補を県議会へ送り出してほしい。(13日 沖縄、浦添両市の街頭演説会で)
沖縄県議選、激戦突破を/タカハシ、まつした氏の勝利必ず/沖縄、浦添市の街頭演説、西田選対委員長が訴え #公明新聞電子版 2024年06月03日付
告示日の7日(金)が目前に迫った沖縄県議選<投票日は16日(日)>に公明党から出馬予定で、いずれも新人のタカハシ真氏(沖縄市=定数5)とまつした美智子氏(浦添市=定数4)は2日、両市内で街頭演説会を開催し、激戦突破への決意を訴えた。各会場には、西田実仁党選挙対策委員長が出席し、「総力を挙げて今回の厳しい激戦を勝ち抜く」と支持を呼び掛けた。
西田氏は自民党派閥の政治資金問題を受けた政治資金規正法の改正について公明党の主張に沿って、自民党案が再修正された経緯を報告。その上で、「政治資金パーティー券購入者の公開基準額を『20万円超』から『5万円超』とすることと、議員が政党から受け取る『政策活動費』について、使途公開と第三者機関がチェックすることを公明党が粘り強く主張し、最後は5月31日に岸田文雄首相が決断をした」と強調した。
一方、6月から所得税と住民税の定額減税が開始することを紹介し、「納税者と配偶者を含む扶養家族1人につき計4万円が減税される。減税と給付を組み合わせて、長引く物価の高騰から、皆さんの暮らしを守り抜いていく」と述べた。
さらに「あらゆる課題の先頭に立ち、粘り強く取り組み、最後には必ず政策を実現するのが公明党の真骨頂だ。沖縄の第一線にあるいろいろな声を県、国へ届けていくのが、タカハシ、まつしたの両氏だ」と訴え、県議選勝利への押し上げを呼び掛けた。
タカハシ氏は、沖縄市議としての4期14年の実績を挙げ、「さらに視野を広げ、子どもの幸せが最優先の沖縄、防災・減災に強い沖縄の実現をめざす」と力を込めた。
まつした氏は「全ての人権と平和を守ろうと浦添市議として5期19年、走ってきた。厳しい県議選を勝ち抜き、優しさと、ぬくもりのある沖縄を実現していく」と必勝の決意を訴えた。
(編集メモ)沖縄の中学給食費の半額補助方針で県内首長が知事に憤り/財政状況の配慮、事前調整もなし #公明新聞電子版 2024年06月07日付
7日告示の沖縄県議選を前に、玉城デニー知事が表明した中学校給食費の支援策について、県内首長から「到底納得できない」(5月25日付「沖縄タイムス」)など批判の声が相次いでいる。
玉城知事は同24日、2025年度から公立中学校に通う生徒の給食費支援を開始すると記者会見で発表した。総事業費は約20億円。公立校を対象に、給食費の無償化を実施する市町村に県が半額補助を行う。困窮家庭である就学援助世帯は対象から除く。
これを受けて、県内11市で構成する県市長会(会長=桑江朝千夫・沖縄市長)は6月5日、臨時総会を開催。玉城知事が22年の県知事選で「学校給食費の無償化」を公約していたことを踏まえ、▽半額負担を求めるにもかかわらず各市への事前調整がない▽なぜ、中学校だけなのか▽市町村の財政状況を把握していない――などの苦言が呈された。
総会後、桑江会長は記者団に「唐突な発表で各市長は憤っている。総会で県の全額負担による学校給食費無償化を求める決議を全会一致で可決した」と述べ、6日に玉城知事に対する要請を行った。
一方、4日に公明議員後援会主催の会合で登壇した知念覚・那覇市長は「全県的な公平感や子どもたちへの視点に欠けており、県内首長は怒り心頭である」と力説した。給食費を含む就学援助は市が支援していることを説明。その上で「県は就学援助を除く半額だけの支援なので、市の財政負担は増える」と断じ、「今回の県議選で、こうした県政の姿勢をたださなければならない。そのために、公明党の皆さんと一緒になって戦う」と訴えた。(倉)
(沖縄県議選 首長らが党予定候補に期待の声)公明が勝利し、沖縄を発展/7日(金)告示、16日(日)投票/まつした美智子 新(浦添市=定数4) #公明新聞電子版 2024年06月02日付
(県議選予定候補が奔走)持続可能な沖縄離島、観光産業へ/糸数氏は活性化へ課題探る/久米島町 #公明新聞電子版 2024年05月29日付
糸数マサヒロ氏は27日、沖縄本島から西方へ約100キロ離れた久米島(久米島町)を訪問し、離島振興に関する現状と課題を探った。
まず、「久米の五枝のマツ」(国指定天然記念物)がある県立自然公園を訪問し、数年前から課題となっている松食い虫の被害状況などを確認。同公園に隣接する売店で、公園周辺への客足が伸び悩んでいる現状を聞いた。
同日夜には糸数氏の後援会主催の会合が開かれ、参加者から「もっと島の声を県政に届けてほしい」「若い人が魅力を感じる久米島にしていきたい」といった意見が寄せられた。会合では、中村幸雄副町長が人口減少の影響など島が抱えている課題を紹介した。
糸数氏は「久米島出身だからこそ、島々に寄り添うことができる。久米島を含め南部離島の発展から沖縄全体の振興を実現していく」と力説した。
(沖縄県議選 首長らが党予定候補に期待の声)公明が勝利し、沖縄を発展/7日(金)告示、16日(日)投票/タカハシ真 新(沖縄市=定数5) #公明新聞電子版 2024年06月02日付
(県議選予定候補が奔走)持続可能な沖縄離島、観光産業へ/商店街で上原氏が意見交換/那覇市 #公明新聞電子版 2024年05月29日付
上原あきら氏は連日、県内各地を回り、物価高騰など沖縄の課題について県民から要望を受けている。
23日、那覇市のメインストリートである国際通りと接する平和通り商店街にある土産物店「LITTLE BOX」を訪問した上原氏は、店主の上地雄貴さんと会い、コロナ禍以降の経営状況などについて意見を交わした。
上地さんは「インバウンド(訪日客)を中心に売り上げは好調で、コロナ禍前を上回る勢い」と述べ、独自のデザインを施すオリジナルTシャツなどの商品を紹介した。一方で、平和通り内のアーケードの老朽化などに触れ、「観光地としての価値を下げないか心配している。『観光立県』を掲げるなら、観光産業への支援拡充を県に求めてほしい」と訴えた。
上原氏は「沖縄観光が持続可能な発展をできるよう、必要な対策を講じていく」と応じていた。