2017年10月号
沖縄振興
- 国際物流ハブ拠点の整備を実現
那覇空港が国際物流ハブ拠点となり、那覇空港の国際貨物取扱量は5年間で約100倍となり、成田、関西、羽田空港に次ぐ国内第4位とりました。また、2019年完成予定の那覇空港第2滑走路の建設も強力推進してきました。
- 観光客1200万人へ基盤強化
日本は、2020年までに訪日外国人4000万人を目指し、大型クルーズ船の受け入れ態勢を強化。公明の後押しで本部港(沖縄本島)と平良港(宮古島)の2港がクルーズ船拠点に指定されました。沖縄県の観光客1200万人に向け基盤を強化。
- 浦添北道路が本年3月に開通
国道58 号線の渋滞緩和を図る「浦添北道路」建設のため、当時の太田元国交大臣(公明党)に要請を行い、51億円の予算を獲得。道路開通の前倒しを実現。空港から宜野湾コンベンションまで20分でいけるようになります。
平和
- 「対馬丸記念館」運営予算を3倍に拡充!
対馬丸記念館は開館6年目にして運営存続の危機に。当時は、タッチパネルもパソコンも壊れ、亡くなられた方の遺影をお飾りする予算もない状況でした。公明党は、「対馬丸の悲劇を風化させてはならない!」と、粘り強く議会で訴え、国、県から今までの3倍の運営予算を拡充しました。
- 遺骨収集予算を拡充
沖縄戦戦没者の遺骨収集予算を2.5倍に拡充。DNA鑑定の対象拡大に取り組みます。
- 不発弾処理費用の拡充
不発弾処理に伴う避難困難者への支援や、工事前の磁気探査費用の補助拡充などを実現しました。
文化
- 沖縄空手会館を建設
沖縄発祥の空手は、2020年東京オリンピックの正式種目に追加され、世界でも5千万人の方に親しまれています。沖縄文化を世界に向け発信する「沖縄空手会館」が豊見城市に完成しました。
- 沖縄の伝統文化継承を推進
公明党は、文化芸術振興のため2001年に「文化芸術振興基本法」の制定を実現。年間1000億円以上の国家予算が組まれ、国の重要無形文化財に指定された“琉球舞踊”にも補助金が支給。また、琉球王朝時代の迎賓館「御茶屋御殿」の文化財登録も大きく前進。
若者を応援
- 県外就活費用を支援
県外就職活動への旅費を一部支援する「就活手当(上限5万円)」を創設。
- 沖縄独自奨学金の創設
県として県外大学進学者への給付型奨学金制度の創設が実現しました(2017年募集開始)。入学支度金30万円、月額7万円。さらに公明は国会でも働きかけ、沖縄の学生に特化した返済義務のない、国の給付型奨学金を実現。将来の沖縄振興を担う人材育成につなげるために、観光や情報通信分野の専門学校に進学する学生を対象に給付されます。2018年度の実施開始を目標に推進中です。
離島支援
- 離島住民の交通費支援
離島住民の交通費支援を推進。航空は約4割引、船賃は3~7割引の助成が実現しました。
- 高校がない離島の生徒の負担軽減
高校がない離島の生徒の就学支援として、家賃・交通費年間24万円助成を実現。
さらに、生徒の寄宿舎「群星寮(むるぶしりょう)」の建設も実現しました。(月額約3万6千円 ※食費込)
難病対策
- 沖縄型難病の難病指定を推進
対象となる難病が56から306へ拡大することができました。それにより、筋肉が徐々に萎縮していく沖縄特有の遺伝性の病気も、国の難病指定になり、医療費の助成が受けられようになりました。