首都圏外郭放水路の視察
本日は埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路の視察に行って参りました。
本部長の竹谷とし子参院議員と同行して参りました。
この地域(中川・綾瀬川流域)は、皿のような盆地の為、水が溜まりやすい地形となっていて、大雨が降るたびに浸水被害を繰り返してきた地域だそうです。
中川・綾瀬川流域の西側には五つの川あり、その川の脇に立坑を設置して地下に流し込み、地下トンネルを通じて調圧水槽に送り込み一定の水位を越えたらポンプで水をくみ上げて荒川に放水しています。
はじめに、館内でビデオでの説明を受けて、概要とこれまでの状況を床に貼り付けてある地図で説明を受けました。
説明の中で、利根川や荒川は元々流れていたところは違っていることや、江戸時代以降に流れを変えてきたことで、現在の川の位置になっていることなど説明を頂きました。
この調圧水槽は長さ177メートルで深さは21メートルですので約4階建てのビル位で、広さはサッカー場程になります。
調圧水槽の中の柱は、1本500トンの柱が59本で支えています。
ポンプは14,000馬力と強力で、1秒間に25メートルプール1杯分の水を排水します。
また、災害時に電源が無くなった場合でも対応できるようにするため、ポンプの電源は3日分は稼働可能になっています。
そして、この放水施設はこれまでに、なんと100回も稼動して浸水被害を未然に防いできました。
世界最大級の地下放水路ということで海外からも注目されていて、アメリカのCNNでも紹介されました。
視察した当日も海外からの観光客が視察に訪れていました。
この世界も注目する首都圏外郭放水路は、土木学会で「平成14年度技術賞」を受賞し、将来の土木技術の発展に大きく寄与すると認められたものです。
今回は、首都圏の安全・安心を守り続ける巨大地下放水路を視察しましたが、多摩川流域での大規模災害対策の参考として将来に渡る備えができるよう検討していきます。










