令和2年9月9日(水)小平市議会本会議で一般質問を行う!
令和2年9月9日(水)小平市議会本会議で、日頃より市民の皆様からいただいている要望の実現目指し一般質問を行いました。
小平市議会ホームページ 本会議の動画配信サイトから視聴できます。
質問件名 近年の連続する夏の猛暑から市民の命を守るための熱中症対策を加速化すべきだ
本年の夏も記録的な猛暑となりました。今こそ、市民の命を守るとの視点から熱中症対策の取組を加速化すべきと考え以下質問いたします。
1 市立小・中学校の体育館は、体育の授業や学校行事、部活動など、児童・生徒が安全に活動を行う場であるとともに、災害時には地域住民の避難所としての役割も担います。今後も想定される夏場のプールの使用制限発生時の体育館の使用時間増、また、体育館を取り巻く近隣の住宅や施設の状況から体育館使用時の窓の開放が制限されている複数の学校の現状を考慮すると、体育館への冷暖房設備の整備を国の緊急防災・減災事業債、東京都の公立学校屋内体育施設空調設置支援事業等を活用し、迅速に進めるべき段階にきていると考えるが市の見解を伺う。
2 市立小・中学校の冷暖房設備の設置については、普通教室、特別教室の順で設置を進めてきました。結果として、児童・生徒が授業では通常使用しない空き教室には冷暖房設備の設置がない現状があります。教職員の会議・研修、保護者の会合や学校関連の資料作り等の使用頻度を考慮し各学校長の意見も踏まえ、段階的に整備していくべきと考えるが市の見解を伺う。
3 既に学校に設置しているミストシャワーについては、熱中症対策として有効であると伺っている。児童・生徒が利用する体育館の出入口等有効な場所に全市立小・中学校に拡大設置していくべきと考えるが市の見解を伺う。
4 記録的な猛暑となったこの夏、東京都においても、新型コロナウイルス感染症で亡くなった方よりも熱中症で亡くなった方の方がはるかに多かったという現実があります。高齢者を熱中症から守ろうと、東京都狛江市では本年6月から65歳以上のみの世帯などを対象にエアコン購入費の上限5万円補助を開始。また大阪府松原市では、エアコンの使用を控える傾向にある65歳以上の方のみの世帯に対して電気代の負担が増える家計への支援として1万円給付を始めました。本市においても、外出が困難な方も含めて自宅で過ごす時間が長くなる高齢者の命を守る支援策として、エアコン購入費の補助を他市の事例を参考に検討すべきと考えるが市の見解を伺う。
質問件名 コロナ禍における避難所運営の今後の在り方等について
コロナ禍における市の避難所運営の今後の在り方について確認したく以下質問いたします。
1 はじめに、可能な限り多くの避難所の確保が必要との視点から伺います。災害時の避難場所の密集、密閉、密接の3密を避けるための分散避難先として、市内にある国や東京都の保有地、未使用の東京都職員住宅、千代田区グラウンドや民間所有の宿泊施設・ゴルフ場等も含めて市として災害時の避難場所の確保に向けて協議を行うべきと考えるが市の見解を伺う。
2 本年7月20日号の市報こだいらでも示されたように、在宅での避難をベースとしながらも、避難所での3密を避けるため、車での避難をされる方が増加すると考えられるが、避難所になる市立小・中学校のグラウンドでの受入れ体制について市の見解を伺う。
3 災害時の避難先の分散避難により、災害物資の届け先が増えるが、どう対応するのか市の見解を伺う。
4 災害状況によって、発熱、せき等症状が出た避難者の病院移送が困難な場合に備えた対応として感染症を発症した可能性のある避難者と一般の避難者とのゾーン、動線を分け、個室などの専用スペースを確保し、専用のトイレを用意することが必要になると考えるが、こうした課題にどう取り組むのか市の見解を伺う。
5 作成済みの避難所管理運営マニュアルの見直しと作成中また未着手のマニュアル作成を加速化すべきと考えるが市の見解を伺う。
6 小平市地域防災計画の修正について、広く市民意見を反映するためのワークショップの開催を計画しているが、開催が困難な場合の対応について伺う。(写真:9月9日当日の様子)