令和2年3月26日(木)小平市議会定例会にて、令和2年度の一般会計予算690億8,600万円(前年比4.1%増)と国民健康保険事業特別会計予算169億9,600万円(前年比0.8%増)後期高齢者医療特別会計予算44億7,000万円(前年比2.8%増)介護保険事業特別会計予算141億6,500万円(前年比4.6%増)下水道事業会計予算収入合計54億48,602千円(前年比1.8%減)支出合計57億42,842千円(前年比5.7%減)が可決成立いたしました。一般会計予算と国民健康保険特別会計予算、後期高齢者医療特別会計予算については、賛否が分かれました。全ての予算議案が、市民生活に直結。また本予算案には、会派要望も一定数盛り込まれていることを可とし市議会公明党として全予算に賛成を表明。賛否が分かれた議案には、会派の主張を討論の中で申し述べました。今後は予算の執行のチェックと共に、新型コロナウイルス感染症対策等をはじめ必要な予算措置は適宜要望してまいります。議案の国保と後期高齢者予算の討論については下記に掲載。

議案第5号 令和2年度小平市国民健康保険事業特別会計予算について市議会公明党を代表して賛成の立場で討論致します。

平成27年5月27日に成立した「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法の一部を改正する法律」により、平成30年度から、都道府県が財政運営の責任主体となり、安定的な財政運営や効率的な事業の確保等、国保運営に中心的な役割を担い、市区町村と協力し制度の安定化を目指すこととなりました。

 この国保制度改革により財政運営の責任主体が市から東京都に移管したことに伴い、令和2年度の本予算も都から示された標準保険料率を参考に被保険者の保険料率を市で決定したものであります。市は平成28年度、我が会派が長年強く要望推進した健康都市宣言を行い「みずから健康をつくるこだいら」を宣言し、丸3年が経過いたしました。4年目を迎える令和2年度、市に求められていることは、この宣言の確実な推進と実行であります。私たち市議会公明党は、健康な状態をできるだけ長く保つ予防医療の施策、すなわち病気をしてから医療費をつぎ込むのではなく、病気にならないように予防する施策こそが重要であることを重ねて訴えてまいりました。

今回の予算審査の中でも、我が会派が要望し代表質問でも取り上げました「プロジェクトチーム」の創設による、さらなる健康施策の推進についても、健康福祉部内に「プロジェクトチーム」の設置並びに健康施策のさらなる取り組みに向けた答弁がありました。これまでも実施しているデータヘルス事業や健診受診率向上策に加えて、プロジェクトチームに期待するものは①としてまずは、健康推進課と保険年金課の緊密な連携です。ここを核として、庁内横断的に事業の意義づけを行っていくべきと考えます。さらに②として、負担と効果の数値の見える化です。これは、糖尿病重症化予防指導事業を例にすると、保険指導を受けることによるメリットデメリットの数値化や踏み込んだ周知が有効だと考えます。他にも具体的な事業効果をわかりやすい発信を行うことにより、参加者を増やす取り組みが重要です。③として、大胆なインセンティブの実施です。健診受診者への有料ごみ袋や介護予防ボランティアポイントやこだいら健康ポイントなど現状では質量ともに十分とは言えません。インパクトのある事業を望むものです。令和2年度の事業として、今後の取り組みに期待し注視してまいります。これらの事業の確実な推進は市民の健康増進に直結し、予算面においては「保険者努力支援金」の増額につながります。

国民健康保険制度は国民皆保険制度の最後の砦でもあり、病気やケガをした場合に安心して医療を受けることができるよう、加入者が普段から保険税を納め医療費の負担を支えあう、助け合いの制度でもあります。だからこそ市は、必要な医療が必要な一人ひとりに届くようにすることは当然として、赤字解消を目的にするのではなく市民のQOL向上こそを目的として、丁寧な説明とわかりやすい健康施策の啓発と実施をより一層強化することによって、結果として得られる医療費の適正化を進めるべきであります。

 最後に、今回の新型コロナウイルス感染症の影響で経済的に困窮している世帯に対して、国保の手引きへの挟み込みや国保だよりなどあらゆる媒体を通じての広報を要望したところ、納税猶予の仕組み があることなどを今後発送する納税通知書については、可能な限り同内容の案内を行い、市報、市ホームページ、チラシ、ポスターでの周知を行う旨の決定があったことを評価するものです。

令和元年12月議会において、我が会派は健康保険税の改定について了としました。これは市の赤字解消計画を受け入れるというものではなく、今後政策として練り上げる健康増進策により、「みずから健康をつくるこだいら」を構築するために最大限の努力を促すものと申し上げ、市議会公明党としての賛成討論と致します。

議案第6号 令和2年度小平市後期高齢者医療特別会計予算について市議会公明党を代表して賛成の立場で討論いたします。

後期高齢者医療広域連合の創設の目的は、高齢者医療を社会全体で支える観点から、さらには将来にわたり持続可能な保険制度とするために創設されています。言うまでもなく事業主体は広域連合です。そのため、小平市における後期高齢者医療特別会計では、東京都後期高齢者医療広域連合から示された数値をもとに、歳入・歳出総額 44億7千万円の予算を、一般会計からの繰り入れを行いながら、市で編成したものです。基礎自治体の果たすべき役割は、事務の確実な執行とともに、私たち市議会公明党が従来から主張しております、高齢になっても健康な生活が送れるよう環境を整えることであり、みずから健康をつくるための施策の推進であります。

その意味から脳ドッグも含めた人間ドッグの補助を実施していることは、重要だと考えています。

更なる積極的な健康増進施策について、小平市を上げて一層取り組むことを期待し、また注視していくことを申し添え、市議会公明党として、議案第6号 令和2年度小平市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成を表明致します。(写真:当日の市役所と市内の満開の桜の様子)001002004028030034

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小平市 佐藤 徹
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