平成29年3月小平市議会定例会にて一般質問を実施!
平成29年3月1日(水)午前9時より、小平市議会定例会にて一般質問を行いました。質問した内容は日頃から近隣地域から頂いた要望を含む3問と致しました。
質問1、「小平市西部地域の交通安全対策をさらに進めるべき」
小平都市計画道路3・4・23号線(大和国立線)が昨年3月22日に交通開放され、3月21日で丸1年となります。また小平都市計画道路3・3・3号線(新五日市街道線)が3・4・23号線の東側から美大通りまで延伸され本年3月末までには開通予定です。そうした状況の中、市内西部地域の交通安全対策をさらに進めるべきとの視点から以下質を致します。
1 小平都市計画道路3・4・23号線を含む周辺道路の交通量調査を市は昨年実施しましたが、その調査結果と市の評価を伺う。
2 小平都市計画道路3・4・23号線の百石橋交差点と立川市との市境道路との交差点には、それぞれ現在歩行者のみの信号機が設置されていますが、開通後に発生した交通事故事案を鑑み車両をコントロールする信号機の設置が必要と考えるが市の見解を伺う。
3 小平都市計画道路3・3・3号線の美大通りまでの延伸にあわせて、通学路となる小平市立第五中学校、市立第十二小学校の生徒、児童、保護者の方に、美大通りを渡るポイントを含めた通学路の交通安全注意点を指導、通達して頂きたいが市の見解を伺う。
4 小平都市計画道路3・4・23号線また接道する小平都市計画道路3・3・3号線の街路樹の維持管理について、通学路の交通安全対策の視点から定期的に実施して頂きたいが市の見解を伺う。
5 小川西町1丁目から栄町1丁目にいたる全長1150メートルの「四季の小路公園」の植栽部分の整備が昨年の11月から実施され約70メートル整備されました。今後、同公園を車椅子でも歩ける公園に整備して欲しいとの声を伺っています。バリアフリー対応の整備も含めて今後の工事を進めて頂きたいが、市の見解を伺う。
質問2、「小平市立小学校・中学校設置の和式トイレと災害時使用のマンホールトイレを整備推進すべきだ」
東京都では2017年度予算に都内の公立小中学校などのトイレの洋式化に約38億円を計上し、都内の公立小中学校のトイレの洋式化率を現在の55%から東京五輪・パラリンピックの開催される2020年には一挙に80%まで整備するとの目標を掲げました。このことは、都議会公明党としても知事に予算要望を行い強く推進してきた内容であります。小平市の市立小中学校のトイレの洋式化率は現在約40%です。老朽化による不衛生な状態や和式トイレへの苦手意識などを理由に、子どもたちが利用を我慢する傾向もあり早急な整備が望まれます。また市立小中学校は災害発生時の避難所にもなり、高齢者の方の利用も想定されます。そうした状況を踏まえ本市の市立小中学校のトイレの洋式化も2020年に向け一挙に加速化させるチャンスと捉えています。また小中学校の下水道に直結したマンホールトイレの設置工事推進についても、市議会公明党としてかねてよりその推進を訴えて参りました。あわせて設置の進捗を確認したく以下質問を致します。
1 2020年に向けて、東京都は公立小中学校のトイレの洋式化率80%の整備目標を掲げたが、本市においても80%以上を目標として設定すべきと考えるが市の見解を伺う。
2 東京都の公立小中学校の予算が加速化の方向にあるこの時に本市においても、まず予算の確保に全力をあげるべきと考えるが市の見解を伺う。
3 和式トイレの面積のままで洋式トイレの設置工事を行うと狭くて使用しづらいトイレとなるとのお声を頂いています。設置台数を減しても使い勝手のいい洋式トイレを望む声も多いが市の見解を伺う。
4 本市の小中学校のマンホールトイレの設置工事完了予定年度について市の見解を伺う。
5 本市の小中学校での防災訓練時には必ずマンホールトイレの設置訓練を行うべきであると考えるが、市の見解を伺う。
質問3、「重症心身障がい児の放課後等デイサービスの拡充を推進すべきだ」
重症心身障がい児とは「重度の知的障がい」および「重度の肢体不自由」が重複している子どもたちです。一緒に生活を支えるご家族には大きな負担が毎日かかっています。平成24年に重症心身障がい児とその家族を支援するための制度が児童福祉法のもとに改正され、「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」の制度に「重症心身障がい児を主たる対象とした」という区分が設けられましたが、支援の担い手となる事業者の施設を開設するための人員基準の高さや受入れ定員の少なさ等の要因と子どもたちの体の状態に起因する欠席ということもあり長期的な経営が困難な事業であるとも言われています。東京都立の特別支援学校を有する市内小川西町周辺には近隣地域から重症心身障がいのお子さんと一緒に転入してくるご家族もおられます。子育てしているご家族の負担軽減とお子さんのさらなる支援拡充のための支援施設を増設すべきとの視点から以下質問を致します。
1 「重症心身障がい児の放課後等デイサービス」の現状と課題について市の見解を伺う。
2 「重症心身障がい児の放課後等デイサービス」の新たな「担い手事業者」は、今後の息の長いきめ細かい支援拡充を考えると特に医療、福祉の連携がとれる事業施設を増設すべきと考えるが、市の見解を伺う。
以上大きく3件を質問致しました。尚、小平市役所ホームページの小平市議会→本会議の動画配信で3月6日以降視聴できますので、市長答弁も含めてご確認ください。