Archive for 2010年 2月 5日
5日、阪神・淡路大震災を経験している兵庫県西宮市に行って、全国自治体の模範となる情報システムである震災業務支援システム(被災者支援システム)を学んできました。
未曾有の災害となった阪神・淡路大震災。
その発生直後から、時々刻々被害が拡大していくなか、西宮市の情報システム担当職員は、昼夜を問わず被災者台帳、被災者証明書の発行、避難所関連、仮設住宅管理等の震災業務システムを、短期間のうちに次々と開発しました。
このシステムは、困難を極めた救災・復旧復興業務を行うえで、絶大な効果を発揮し、震災から16年を経過した今もなお進化を続け、災害援護貸付金の収納業務や、犠牲者遺族管理システムが開発されています。
この被災地だからこそ得られた災害時の教訓と、情報化のノウハウを活かした西宮市の「被災者支援システム」が全国の地方自治体で利用できることとなったことから、西宮市に行って同システムを学んできました。
「被災者支援システム」の3つの特徴
(1) 地方公共団体の立場で、本当に必要な機能をすべて含んでいます
震災の実体験の中、救災・復旧復興業務に携わる職員自身が開発したシステムをベースに現在まで改良を積み重ねており、地方公共団体が必要な機能をすべて搭載しています。
(2) GISと組み合わせることで、さらに力を発揮します
被災者支援システムにGISをくみあわせることで、さらに活用場面を広げることができます。
(3) 地方公共団体凡用システムです
このシステムは現在LASDEC「地方公共団体業務用プログラムライブラリ」に登録されているので、無償で利用することができます。 また、オープン系Webシステムとして開発されているので、ハード面での制約も少なく、安価にシステムを構築することができます。
西宮市CIO補佐官 西宮市情報センター長 吉田 稔 さま
多忙の中、ご教示を頂き、大変にありがとうございました。