「新地方公会計制度」研修会に参加
1月30日(木) 香川県教育会館 高松市
本日は、会派5名がそろい、「新地方公会計制度」についての研修会に参加をしました。
現行の官庁会計である「単式簿記・現金主義」会計から新地方公会計制度の「複式簿記・発生主義」会計制度への改革がさけばれている中、長谷川会計事務所の主催による勉強会に参加し「制度の要点」・「今後の展開」等について学びました。
納税者である市民にとって「新地方公会計制度」への整備は必然であります。その基となる「固定資産台帳の整備」など、まだまだクリアすべき課題が沢山あり、今後も意識をもって推進を図ってまいります。
有害鳥獣被害対策について視察
1月31日(金)高松市

本日は、有害鳥獣被害対策について視察するため、ニーム財団日本支局(高松市)/ヒューマニック・インフォ(代表:平井秀人)を訪問しました。
野生鳥獣被害対策として、大変に注目されておりますニーム樹について学びました。

インド原産ニーム樹の抽出液が農業・健康・環境分野で、にわかに利用され、その効果に注目が集まって来ております。
ニーム樹は、古代より現在までの4000年間、インドにおいては、農作物の害虫対策、皮膚病の改善クリーム等の原料として使われてきたそうであります。

イノシシ等が嫌がるニーム成分をしみ込ませた「獣害忌避防護ネット」が道路ぎわ周囲に張りめぐらされており、駆除対策としての効果を上げられておりました。
ニーム樹を利用した駆除対策は、まだまだ未知数であり、周知されていけば、活用の販路が大きく拡がると思います。
生物多様性の観点から、イノシシ等を殺処分することなく自然に帰し、人間との共存を図りゆくためにも大変に有効であります。
今後の活用が期待されます。
香川県三豊市を視察
1月31日(金)三豊市役所

三豊市の産業振興施策について視察を行いました。
三豊市では、「地域でがんばる企業」を支援しており、企業誘致奨励金制度、子育て応援協定締結事業など豊富な支援対策を実施しております。
産学官連携事業においても、地域における企業・学校との協力体制を図り、新たなる事業の創出を実施しております。

三豊市役所から三豊市緑が丘総合運動公園内の体育館に移動。
産官学連携事業の一つ「照明用高効率反射の開発」において、照明の省エネ化現場を視察。

「従来型の照明」を「高効率型の照明」に取り替えることにより、年間消費電力・年間消費電力・年間消費熱・年間CO2排出量など省エネに成功しております。
高天井の体育館や屋外競技場などのスポーツ施設において、プロスポーツをはじめ、公式競技においては、施設の明るさの規定があり、まぶしさの問題もあってLEDへの変更ができないとのこと。
LEDに変わる新発想の照明反射板の開発により、従来1000ワットであった電球を400ワットに変更しても明るさが増し、体育館内の隅々まで、まんべんなく光が届き、均斉度が従来より向上しているとのこと。

百聞は一見にしかず。
がんばる企業支援により、地域発の新たな事業や雇用創出を実現していることがよくわかりました。
本市にも、地域のやる気を引き出す、様々な支援メニューがありますが、さらなる検証が必要であると感じました。