バックナンバー: 2013年 1月

1月25日(金) 高知市 鏡・土佐山地域にて

 

本日は、高知市における重要な位置に置かれております基幹産業のさらなる発展のため、「中山間の現状と取り組み」について高知市議会公明党(山根・高木・寺内・高橋・西森)の5議員で、高知市の鏡地域・土佐山地域を視察しました。 

今回の視察にあたり、農林水産部 地域振興担当参事土佐山地域振興課長なども同行して頂き協力を賜りました。

10:00 高知市役所をスタート、ワゴン車にて北上。山奥に位置する鏡地域(旧 鏡村)を目指しました。

10:30 鏡庁舎(旧 鏡村庁舎)に到着。中心街より2~3℃低く肌寒かったです。庁舎で鏡地域の森林行政と地域振興などについて鏡地域振興課から現状報告を受けた後、活発な意見交換をさせて頂きました。

林業や木材関連産業を取り巻く環境は、木材価格や木材需要の低迷、森林所有者の高齢化、担い手不足など厳しい状況下におかれております。

しかし、一方では地球温暖化防止対策の意識向上などにより、水源涵養森林浴など健康や環境にやさしい資源として森林の良さが見直されている現状もあり、積極的に活かしていかなければなりません。

森林・林業再生プランを平成21年に策定10年後の木材自給率50%以上を目指すとしております。これに基づき、間伐による森林整備や林道整備による基盤整備、施業の集約化と安定した木材供給を目指す「森の工場」の支援事業に取り組み木材資源の有効活用を図っております。

地産地消の林業を目指しながらも、県産材による需要拡大や木質バイオマス事業などの事業展開は、高知市の単独事業としては困難を極めており、県外産・海外産の供給に頼らざる得ない状況があります。

その他、防災対策における災害応急仮設住宅への取り組み、人材育成、流通の拡大など話題が多岐にわたりました。50分間の設定時間を大幅に超過してしまいました。

この研修により、基幹産業である林業活性化に向け、様々な宿題を頂きました。

次の視察先(オーベルジュ・土佐山)である土佐山地域に向け急いで出発。

オーベルジュ・土佐山に到着しました。 研修前に宿泊施設周辺を散策しました。施設側の配慮により、宿泊棟の中も見させて頂きました。県産材や土佐漆喰、土佐和紙など贅沢に使った「土佐派の家」に全国でも屈指の人気宿泊施設として知られるようになりました。

宿泊施設ではテレビや時計類は、一切設置されておりません。都会の慌ただしさを忘れ心身を癒せる自然と一体できる空間となっております。特に夏シーズンは、最高の避暑地となり、プライベートでもう一度、訪れてみたいものです。

この日は、冬時期であり、宿泊客が少ないとの事。全ての景色を独り占めにできるような静寂さが漂っておりました。冬の宿泊も、良いなと思いました。

どうでしょうか 皆さん、冬の土佐山へおいでてみては・・・。

オーベルジュ施設内にて、長年に渡り土佐山振興に携わてこられ、オーベルジュを核とした集落経営に取り組んでおられます「中川をよくする会 鎌倉寛光(かまくら ひろみつ)」さんと今日までの活動や今後の土佐山地域の展望などについて懇談させて頂きました。

高齢化が急速に進展している土佐山地域。「何もしないで限界集落になるのを待つのではなく、地元の皆で地域づくりを楽しむ事が活動の原点である」「棚からぼた餅」ではなく「地域として自立して行く取り組みが必要」「地域の発展のために、自分を忘れて辛抱強くがんばる事の大切さ」鎌倉さんは、熱心に語っておられました。

地域振興が結びつくまでの過程には、筆舌に尽くしがたいご苦労があることを鎌倉さんのお話を通して知る事ができました。あとは「土佐山を愛する若い後継者たちを育成する事が残された課題である」との事。鎌倉さんの情熱に心を打たれる思いがしました。

鎌倉さん、貴重なお話をして頂き、本当にありがとうございました。

とさやま土づくりセンター施設を視察。有機無農薬野菜栽培による資源循環型農業の振興を図るため平成3年度に建設されております。とさやま土づくりセンターで生産される堆肥「BMとさやまモコモコ」は良質堆肥としての評価が高く、近年の有機農業に対する消費者ニーズが高まってきております。

堆肥需要量が供給量を上回る状態で農家団体等からの要望を受け、堆肥増産等に向けた施設の増強工事を行っておりました。

食品の安全が叫ばれて久しい中、有機無農薬栽培のさらなる振興に向けた堆肥づくりの必要性を学びました。

次に、土佐山夢産地パーク交流館に到着。

雲ひとつない快晴です。山頂の澄み切った空気は、大変においしい。絶景です!!

ここでは「土佐山百年構想」を含め高知市中山間の農業の現状などについて(財)夢産地とさやま開発公社 大﨑裕一 理事NPO法人 土佐山アカデミー 林篤志プロデュサーから様々なお話を伺いました。

土佐山の現状と課題は、「過疎・高齢化による集落機能の低下」、「農地・山林の保全管理機能の低下」、「生活環境や産業基盤の整備等の遅れ」などが上げられます。農業人口の3人に1人が65歳以上であり、限界集落化がまぬかれない厳しい状況に立たされております。

後継者育成も含め、農業を中心とする産業向上の仕組みづくりを進展されなければなりません。

このままでは、集落がなくなります。個人農家だけでは解決がつかず集落でまとまった営農の取り組みが必要であります。

高知市は、これらの打開策のため「土佐山百年構想を打ち出し、百年先も持続可能な地域をめざしております。

土佐山アカデミー事業では、中山間の豊かな自然などの地域資源を活かし、学びの場づくりとしてスクール事業を展開しております。若者が集まり、地域貢献へのきっかけとして、徐々に成果を上げてきております。

衣・食・住の内、住居がまだまだ不十分であるとの事。全国から土佐山への移住希望者が多くいるとの報告がありました。空き家情報バンク制度もいまひとつ活かされていない課題もあります。

土佐山地域は、全国に誇れる魅力と可能性あふれる地域であります。受け皿となる仕組みづくりの充実を目指さなければなりません。

本日最後の視察先である太平洋セメント株式会社 土佐山鉱業所を視察しました。

始めて、土佐山の採掘場を視察させて頂きました。

高知市にこのような光景が存在するとは、夢にも思いませんでした

写真の光景は、ほんの一部です。東西方向に2.5㎞、南北方向に0.6㎞の広がりがあり高品質な石灰石などが採掘をされております。

土佐山鉱業所の佐々木所長および社員の皆様の丁寧な説明を頂きました。

長引く不況にも負けない、力強い姿勢と挑戦には、脱帽しました。もっと多くの高知県議・高知市議などにも視察をして頂き知ってほしい場所であると思います。

高知市議会公明党は、今後も、中山間地域で生活し、働く者のミカタとなって頑張って参ります。

視察をサポートして下さった皆様、本当にありがとうございました!!

1月21日(月) 高知県庁 第4委員会室

南海トラフ巨大地震を見据えた早急なる取り組みが望まれている中、本日は、高知県庁にて災害時における応急仮設住宅建設について高知県土木部住宅課 震災対策担当 川崎チーフより高知県の取り組みの現状について説明を受けました。

南海地震発生時に、速やかに仮設住宅を供給するためには、地域における建設資材の調達および業者の確保が必要であります。資材供給体制の確立は体変に困難な事業であり、多くの企業が被災する事が想定されており、問題解決への取り組みが最重要課題となっております。

今後、高知県・高知市とのカウンター・パート方式による協議が、さらに推進されて参ります。

命を守り行く施策に対し納得を頂けるものになるよう私自身もしっかりと取り組んで参ります。

1月16日(水) 渋谷区役所にて

町田市役所での視察を終え、14:00前に渋谷区役所にやって参りました。雪消えぬ東京に、嫌気と疲れが出始めておりますが、気合いを入れて視察を開始!!

公共工事における建設労働者(下請け、孫請け、一人親方等)の適正なる労働条件の確保を求める声が全国で上がっております。

高知市も、しかりであります。問題解決の方途を求め暗中模索しております。

受注者と下請負者の雇用関係、事業の質の向上、地域住民が安心して暮らす事ができる地域社会の実現を目指し、公契約条例の制定を早期に実現しました渋谷区の取り組みを山根・高木議員とともに視察をさせて頂きました。

 

「渋谷区公契約条例」制定について、渋谷区総務部 経理課長から説明を受け、様々な角度から意見交換をさせて頂きました。

現在までの公契約条例の制定自治体は6団体。千葉県野田市(H21.9)を始め川崎市(H22.12)多摩市(H23.12)相模原市(H23.12)渋谷区(H24.6)国分寺市(H24.6)の6市区です。

渋谷区は、都内では多摩市に次いで2番目。東京23区では、初の制定を実現。他の22区からも大変に注目をされており、影響力を持つに至っております。

渋谷区の労働報酬下限額については、国の定める公共工事設計労務単価における51職種において労務単価の90%の額を適用。

生活保護基準額を勘案し916円(1時間あたり)としております。制定済みの団体では、一番高い金額の設定となっております。

渋谷区の労働報酬化減額において良い悪いの判断はできませんが、渋谷区の現状を知らされました。ちなみに高知における最低賃金は652円(1時間あたり)。高知県内における建設労働者がより高い賃金を求め、都会に流出し人材不足の要因の一つになっているのではと、考えさせられます。

意見交換では、様々な意見や考え方がたくさん出ました。渋谷区と高知市のギャップなど問題意識をさらに刺激できたことは良かったです。(ただし、文章べたなので、文章表現がうまくできず内容を伝えきれません。すいません)

今回、経理課長から示唆に富むお話をたくさん賜り、よい勉強となりました。

高知市における条例制定までには、多くの課題が山積しているように思います。渋谷区においては、実質的には平成25年度からの制度スタートとの事。今後も連携をさせて頂き、研究を深める良いきっかけとなりました。

経理課長さま、ありがとうございました。

これにて、1泊2日の東京(板橋区・町田市・渋谷区)での視察は終了です。

 

 

1月16日(水) 東京都町田市役所

昨日の板橋区視察から本日は、町田市へ移動。町田市役所新庁舎の建設に関して山根・高木議員とともに視察を行いました。高知市においては、市庁舎の老朽化により耐震基準を下回る結果となっており南海トラフ巨大地震を見据え新庁舎の建設が既に決定されているところであります。

今後、高知市は、新庁舎建設に向けた論議が活発化して参ります。そこで、昨年の7月に新庁舎の開庁となった町田市役所を現場視察し、建設までの経緯など財務部庁舎活用課 担当課長を中心に活発な意見交換を行わせて頂きました。

1970年に建設された旧町田市役所は、耐震性能の不足による地震への不安狭あい施設の分散化情報技術対応の限界駐車場の不足人口増加などの問題を抱えており、早期の改築が望まれておりました。

問題解決のため、1999年ごろより10数年の長きにかけて新庁舎建設に向けた取り組みの論議を積み上げておりました。

まさに、建設計画の渦中で、東日本大震災が発生。旧庁舎の一部が崩壊するなどのダメージを被ったそうであります。このことが新庁舎建設へのきっかけとなったそうですが、既に十分な計画準備は、整っており早期の着工に踏み切れたとの事でした。

新庁舎建設に当たっては、太陽光発電・雨水利用・屋上の緑化・照明制御システムなどの導入により経費の削減効果年間6億円ほど見込んでいるとの事でした。

省エネルギー化への取り組みとして新庁舎内には様々な工夫がされております。

庁舎1階から10階を貫く、写真左のアトリウムと言われる空間では、外気の熱貫流の緩衝帯となり、空調負荷の軽減効果を発揮しているとの事でした。

冬季は温熱の再利用、夏季は執務空間の初期冷房負荷軽減のための空間として機能。

これにより年間で約270万円分ガス使用量の削減約60トンのCO2の削減効果があるとの事。

       広々とした、1階スペース。総合案内書を始め、市民生活に必要な手続き部署が集中しており、ワンストップサービスにより1,2階で済ませる事ができるようになっております。

コンビニや文化財の展示コーナーなどが充実しており、来庁の市民が有意義な時間が過ごせ、楽しめる空間となっておりました。

2階には、エレベーター、エスカレーターですぐに上が、おしゃれな食堂や庭園も完備されており市民の憩いの場となっております。

3階は、議場や議長・副議長室、各会派の控室が集約されておりました。

写真は、議場内の様子です。最新のシステムが装備されており、親子傍聴室も用意されており、ガラス越しに小さい子供さんを連れて議場見学ができます。

ドームカメラ3台、広角固定カメラ1台で議場内を撮影し、1階ロービー、3階ロビーなど庁内に映像を配信し、どこでも議会が傍聴できるシステムになっております。

車椅子でもエレベーターを利用して入場ができるなど、市民にひらかれた議会であるため徹底されたシステムを導入しておりました。

今回の視察は、高知市役所 新庁舎建設に向け大変に良い参考材料を得ました。しかし、町田市役所のようなレベルの高い庁舎になるのかどうか・・・・・

町田市さんからは、本当に丁寧な説明を頂きました。ありがとうございました。

1月15日(火) 板橋区役所にて 

「就労支援プログラム」の視察の終了後、15:30分よりこころの健康セミナー 「うつ病とこころのケア」と題しての講演が第1委員会室にて開催され、山根・高木議員とともに参加をしました。

講師は、NPO法人きぼうのにじ 理事長 中村博博保(なかむら ひろやす)氏であります。

年間3万人ともいわれる、国内の自殺者。多くの人うつなどで苦しみ悩みを抱えております。家族や周囲に何の相談もすることなく突然に大切な命を自らで絶っており、今、大変な社会問題となっております。

今、まさに激動の時代。地域コミュニティの崩壊など人間を取り巻く従来の社会環境が目まぐるしく変化し続けております。

物質文明の栄華の中で、近年にはない心の病が急増。特にうつ病自殺については、早期の発見と対策が喫緊の課題となっております。

うつ病とは、精神的なエネルギーが低下し、気分が沈みこんだり、物事に興味を持ったり、楽しんだりする事ができない精神疾患であります。気分が落ち込む事は誰しもありますが、もとに戻れず落ち込んだ状況が長期に続く事がうつ病であるそうです。

そのような深刻な社会情勢においてNPO法人きぼうのにじは、地域住民の福祉向上を目的に「福祉ネットワーク」の構築を目指しております。その中でも、うつ病対策に力を入れ、医師や医療器メーカー等と連携を組みながら「メンタルヘルス・プロジェクト」を展開。幅広い活動と実績の紹介をされておりました。

近年におけるうつ病の診断は、医師の診断のみであり、うつ病の認定においても診断基準がそれぞれあいまいであるそうです。そしてうつ病患者に投与される抗うつ剤に自殺を誘発させる副作用が含まれていることに言及され、驚きました。

対策としては、皆で寄り添う気持ちを持つ事が大切。認知行動療法により、悪循環のスパイラルに入らないための考え方のくせ・傾向性を修正しゆく治療法の推進休養をしっかり取り、時にはがんばらない生き方も必要であること力説しておられました。

現代社会は、ますます複雑化しております。一生のうち、15人に1人うつ病の可能性があり、再発率は50%~60%になるともいわれる時代に突入しているそうであります。

厚生労働省の「うつ・自殺対策プロジェクト・チーム」の発表では、社会全体の経済的的損失約6、000億から7、000億になるとの試算が出されているそうです。

健全なる社会を構築すべく、充実した気目の細やかな対策が必要不可欠になって参ります。未だかつてない社会の到来に、国家戦略としての対策をさらに要望してゆくとともに、地域にあっても、ささいな事に、気を配って参りたいです。

この度の研修には、全国から多くの公明党議員が参加されておりました。元祖 福祉の党 公明党の使命を再度認識させて頂きました。本当に、ありがとうございました。そして、皆様ご苦労さまでした。またの再開を楽しみにがんばって参ります

                                                                                                                                                                                                                                                             1月15日(火) 東京都板橋区役所

本日、同会派の山根堂宏(やまね たかひろ)市議会議員、高木妙(たかぎ たえ)市議会議員とともに研修に参りました。東京は昨日の大雪で大混乱。朝一番の羽田行きの飛行機の出発が約30分遅れとなり、交通機能に多大な影響が出ておりました。

13:00からの研修に間に合うように早めに板橋区役所に到着。板橋区役所内から外を眺めると素晴らしい風景が目に入ってきました。

しかし、よく見てみると首都高速道路には、1台の車も通行しておりません。3.11の地震時に一度、封鎖されて以来との事でした。7年ぶりの大雪で非常に珍しい光景を目のあたりにしました。

13:00から15:00まで、生活保護支援から社会復帰を目指した取り組みである就労支援プログラムについて、板橋区の先進的な取り組みについて板橋福祉事務所所長と活発な意見交換をさせて頂きました。

近年の不況が長引き、東京でも失職者が急増しております。板橋区の生活保護率は35.3‰であり、東京23区中で3番目に高く、高知市とほぼ変わらない保護率の状況下にあります。

板橋区の財政事情からしても、生活保護費の負担が重くのしかかっており、年々増加しゆく、保護費負担軽減対策が喫緊の課題であります。

生活保護者でも就労への意欲が見られる方に対して、それぞれが抱えている問題に対しどう取り組むか、大変にきめ細かい就労支援プログラムを通し、1日でも早い社会復帰を目指しております。稼動年齢(15歳~64歳)1800人中、635名の方が就労支援プログラムによる支援を受けているとの事。

自立支援係の組織が核となり、生活保護者に働く喜び、生きる喜びを実感してもらうための取り組みが積極的に取り組まれております。板橋区では、3つの福祉事務所(板橋・赤塚・志村)が存在しており、着実な成果を出しております。

板橋区内における生活保護の実態調査を行い、プログラムの作成に向け、国・東京都からの財源を積極的に確保。プロジェクトチームを立ち上げ大学や企業と連携をしながら約1年間をかけて独自の就労支援プログラムを作成しております。

板橋区内3か所の福祉事務所では、ケースワーカーが窓口となり、就労支援相談員・支援専門員のサポートによる立体的支援を行っております。研修も年に3回ほど行われており質の向上に向けた取り組みが積極的に行われております。

高知市における、独自の就労支援プログラムの充実を早急に推進する必要性を実感しました。

1月13日(日)  こうち じばさんセンター前にて

公明党高知県本部青年局(高橋正志局長、西森美和 ・松浦隆起局次長 )は、成人の日を記念する街頭演説会を開催しました。

これには、高知市議会公明党より山根・高木・寺内高知市議会議員池脇純一 県議会議員石田のりとし衆議院議員が応援に駆けつけて下さり、開催会場である「こうち じばさんセンター」前より新成人の皆様に心からのエールを贈らせて頂きました

この度、高知県内では約6900名が新成人となりました。私は、高知県本部青年局長として昨年に公明党青年委員会が発表した「KOMEI YOUTH BISION 2030」に触れ、今の20代、30代の皆様が日本社会において中核的な役割を担う時代を迎えた時を想定した政策の実現に共々に歩みゆきたい旨を述べさせて頂きました。

2030年頃は、高齢化が最もピーク時になるとの想定がされており、現役世代への負担が懸念をされております。先の衆院選で公明党31議席を賜り、その内10名の新人が青年議員であります。

若者の味公明党の本領発揮の時代が到来。公明党は青年担当大臣の新設を望んでおります。若者に政治の光を集中的にあてた対策が待ったなしの状況であります。

若者を取り巻く環境の整備に早急なる取り組みを開始してまいらねばなりません。

1月10日(木) 北見市 ・ 網走市

北見市表敬訪問の最終日となりました。15時発の女満別(めまんべつ)空港への帰途まで、網走市にある「オホーツク流氷館」など視察をさせて頂きました。

写真は、網走市に向かうバスの中から撮影しました。地平線のどこまでも雪景色一色の風景が続きます。息を飲む冬景色、圧巻です。本日、2泊3日の表敬訪問もいよいよ終了となりました。

北海道の極寒の中で生き抜いている人々の忍耐強さには驚愕しました。元来、大変な寒さ嫌いの私にとって寒さから解放をされるのは、大変にうれしい事ですが、地元の皆様の大歓迎と人情味に触れて少々センチメンタルになってしまいました。

物産展の成功を祈りながら機上に向かいました。

地元関係者の皆様、本当にありがとうございました。

夏の温かい時期にもう一度 訪れてみたいと思いました。HPをご覧になられた方も、是非とも冬の北海道をご堪能されてみてはいかがでしょうか。

1月9日(水) 北見市パラボにて

本日より、地元市民が待ちに待った「第5回 高知県の観光と物産展」北見市パラボにて開催されました。開催に先立ちオープニング式典が開催され、会場内は多くの方でごった返しておりました。そのような中、櫻田北見市長・岡﨑高知市長を始め関係者によるテープカットが行われ物産展がスタートしました。

前に歩くのも大変な程、多くの買い物客が訪れておりました。特に、土佐文旦などの柑橘類は北海道では珍しい食べ物ということもあり多く買い求める方々が大勢おられました。さい先の良いスタートに関係者の皆様もほっとした様子でした。6日間で「どれだけ売れるのか」売り子さんたちは、息を継ぐひまもないほど懸命に高知の物産をアピールしておられる姿に感動をしました。「北見市の新年は、高知の物産展でスタートなんです」との地元関係者のうれしい一言に両市の関係の深さを教わりました。高知の物産を北海道の皆様にご堪能して頂けるよう関係者の皆様にエールを送ります!!

写真左 : 物産展の会場である北見市パラボ  写真下 : 北見市パラボ周辺の冬景色

1月8日(火) 北海道北見市

「第5回 高知県の観光と物産展」高知市と姉妹都市である北海道北見市において1月9日から14日の6日間、開催されます。新春恒例の催事として、市長を始め高知市観光議員連盟・高知市観光協会・高知県観光コンベンション協会・高知商工会議所など関係者総勢約20数名程の訪問団の一員として、開催前日に北見市に入りました。「高知県の観光と物産店」は、高知市と北見市の姉妹都市提携に伴い、昭和61年6月に「きたみ東急百貨店」で第1回目の開催をしていらい北見市民が待ち望む新春恒例の催事として定着しております。

北見市は、オホーツク海を望む、北海道の北の果てに位置しており、朝晩の冷え込みは、-20℃程の極寒の地であります。日中でも-8℃程であります。街中が銀世界。高知市の寒さが涼しく感じられる程です。本日は、明日のオープニングセレモニーの式典前に北見市長を始め、北見市議会、北見商工会を表敬訪問しました。

北見市到着後、櫻田(さくらだ)北見市長を表敬訪問。両市の友好交流をさらに深めながら市政向上に向けた取り組みが確認されました。

 北見市長を表敬訪問した後、北見市議会議長を表敬訪問しました。両議会の協力体制、友好関係ををさらなるものとして行くことが確認されました。この後、北見市商工会議所を表敬訪問し、高知市と北見市の物産と人的交流を深める取り組みへの話し合いが活発に行われました。

夜には、北見市主催による歓迎懇親会が開催されました。土佐おもてなし勤王党によるアトラクションを始め大変な盛り上がりでした。明日に開催される物産展の大成功に向け、皆の心が一つとなりました。