バックナンバー: 2012年 8月

平成24年8月1日(水)晴れのち雨

昨日の徳島市視察から本日は、山根・高木議員とともに小松島市役所に移動。「議会基本条例の設置」・「事務事業評価における予算決算常任委員会」の取り組みについて大変に注目をされております小松島市で研修をして参りました。財政赤字再建団体の一歩手前にあった小松島市は、財政難からの脱却を目指し平成20年12月定例会において議員全員が参加する「予算決算常任委員会」を設置し、議会主導による「事務事業評価」を積極的に実施し、次年度予算に議会の意志を反映させるなど先進的な取り組みをしております。高知市は全国の中核市の中でも「行財政改革」が大変に遅れております。市民の皆様に市政運営のチェック役として付託された以上、市民目線に立ち積極的な「事務事業評価」を行う事が基本であります。執行部による執行部のための「事務事業評価」に陥らないよう改革が必要であると感じました。「事務事業評価」における議会側の意志が、しっかりと予算反映される体制の確立が必要であるように思います。市民の皆様に納得される市政運営を目指し、議会人の一人として頑張って参ります。(上記写真:「予算決算常任委員会委員長」を中心に活発な意見交換を行いました。)

 

平成24年7月31日(火)晴れ  徳島市役所での「LED景観整備事業」の研修に引き続き「徳島市立図書館」を山根・高木議員とともに視察しました。徳島市教育委員会の担当者と図書館運営について意見交換をさせて頂きました。徳島市は、約31年間に渡り開設してきた旧図書館を新たなサービスの展開と充実を目指すため、中心市街地である徳島駅前の店舗「アミコビル」の5、6階フロアーに全館を移転し、本年の4月にオープンしました。指定管理者制度も導入し民間のノウハウを活用した管理運営を行い事業費の縮減を図っております。図書館は「SOGO店舗」とも連動しており、買い物客の皆様にも気軽に来館できるように整備されております。図書館内は、観葉植物をふんだんに使用しておりクリーンなイメージを演出しています。開館時間も行政主導ではありえない朝9時から夜9時までの運営をしており、会社帰りのサラリーマンの皆様などには大変に喜ばれる時間運営となっております。館内は、とても涼しくて夏の時期は避暑地としても快適に過ごせます(自論です)。高知市は、これから新図書館建設に向けて本格化して参ります。今回の視察は、新図書館建設における良い参考となりました。高知市民の皆様に喜んで頂けるような図書館の建設を目指して参ります。

 

 

 

 

平成24年7月31日(火)晴天 

徳島市では、豊かな自然と世界に誇る地域資源であるLED(発光ダイオード)を活用したまちづくりを推進するために「徳島LEDアートフェスティバル」を起爆剤としながら、新たなる魅力とにぎわいを創出し、地域経済の活性化を目指しております。そのような中、同会派の山根堂宏(やまねたかひろ)議員・高木妙(たかぎたえ)議員とともに徳島市を訪問視察しました。午後13時に徳島市役所到着。徳島市経済部経済政策課の担当者より「徳島市LED景観事業」についての取り組み等、研修および意見交換をさせて頂きました。徳島県が推進をしております「LEDバレー構想」に基づき、他都市にはない光の演出により、新たなる魅力を持つ「水都・とくしま」を創造するため「徳島LEDアートフェスティバル」を開催し、「徳島=LED」というブランド・イメージを全国に発信しております。基幹産業であるLED生産の強みを活かし、今後ますます「阿波おどり」とともにアート性の高いおしゃれな徳島に発展してゆく取り組みが開始されております。「おしゃれなまち」の創出の取り組みを高知市も積極的に取り組むべきであると実感をしました。徳島市内の夜観光は、周遊船によるナイトクルージング(200円)がとても魅力的です。言葉で伝わらないのが残念です。「上記写真は、徳島市眉山(びざん)山頂のLED万華鏡。徳島市議会の土井昭一議員が設置を推進。日常は、デートスポットとしての演出をしており、南海地震対策としても津波・大津波警報時には、赤色発光にて徳島市民に情報を発信する機能も兼ねております」