バックナンバー: 2012年 4月

平成24年4月19日(木)

本日は、「高知市女性の視点による南海地震対策検討委員会」(西村浩代 委員長)主催による防災講演会に参加させて頂きました。公明党は「女性による防災の視点」の取り組みの必要性について一貫して主張しており、今後ますます重要となって参ります。講師は、相愛大学客員教授であり料理研究家の坂本廣子さんです。坂本先生は、実際に阪神淡路震災を体験された方でもあり、食育の分野では著名な方であります。「震災から学んだこと」と題して関西弁で痛快に語っておられたのが印象的でした。「災害とは、日常の生活を失う事・復興とは、日常の生活を取り戻す事」など男性の視点では発想が出てこないとらえ方に感心させられました。「花見は、非常時におけるトレーニングになっている」「アウトドア感覚を日常の生活の中に、ちょこっと組み合わせるだけでトレーニングになる」ちょっとした日常の生活をベースにして防災を考えていくことが大事であり、無理をしない、がんばらない防災対策を具体的な事項を通して紹介して頂きました。男性として女性の視点を取り入れ互いに補い合ってゆく防災対策の推進が大事であることを実感させて頂きました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                               平成24年4月15日(日)

本日は、高知市消防団三里分団吹井部(土居正治 分団長)に新消防車両が加わることとなり地元消防団員や関係者が参加しての安全祈願祭が執り行われました。三里地区は、まだまだ狭隘な道路と木造住宅密集地域が点在しており軽消防車両による消化活動の機動力に期待がかかっております。記載写真が新消防車両であります。小さいながらも機能性は最高に仕上がっており、たのもしい限りです配備されたばかりで何すが、新消防車両が出動にならないよう、日頃の火の用心にご注意を!!

平成24年4月4日(水)

本日は、「高知市南海地震対策調査特別委員会」の委員として四万十町興津(おきつ)地区に建設された「津波避難タワー」の視察に参加しました。興津地区には現在3塔の避難タワーが建設されております。記載写真は2号塔でありますが、地上からの高さ約15m・避難施設面積164㎡・避難対象人数139人・総工費約1億円をかけて平成22年度から23年度で建設されたものです。お隣の町である黒潮町では、34.4mの津波予想高さが公表されたばかりで、15mタワーでほんとうに大丈夫なのか不安がよぎります。高知市の沿岸地域(特に高台がない地域)における避難タワーの設置は絶対に必要であります。今回の視察は、私の頭の中を一度クリアーに戻して再思考することの必要性を与えてくれました。人間は、自然に対し常に謙虚な姿勢・気持ちでなければならないと実感しました。気持ちを入れ換えて津波避難対策に取り組んで参ります。

平成24年4月1日(日)

本日は、地元・高知市十津の晴海(はるみ)公民館にて、地元有志の主催による防災学習会に参加をさせて頂きました。一昨日、内閣府の有識者検討会より東海・東南海・南海地震における津波高の予想数値が公表されました。黒潮町では、34.4メートルの津波高がシュミレーションされたことに大変にショックを受けております。しかし、あくまでも最悪の指標であり、冷静な対応が必要であるように思います。学習会においても津波避難に関し意見交換を活発に行いました。津波被害が甚大となる十津地区において早急な対策を推進していかねばなりません。そのようなことで、平成24年度から十津地区において津波避難計画の策定に向けた取り組みが開始されます。私も地元住民の一人として犠牲者0を目指し取り組まさせて頂きます。これからも皆様の声をお聞かせ下さい!