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を受けるのみとなりました。本日の講義は「これまでの防災教育/これからの防災教育」と題して京都大学防災研究所の矢守克也(やもり かつや)教授の講義を受けました。教授は、心理学・教育学がご専門であり人間の精神面からの防災対策の取り組みをされております。教授より岩手県野田村の「野田村保育園の奇跡」についてお話がありました。3月11日の震災直後「野田村保育園」では、毎月1回の防災避難訓練が行われていたそうです。東日本大震災の被災地の中で、防災避難訓練中に地震・津波に襲撃されたのはおそらく「野田村保育園」だけだと言われております。保育園は津波で全壊しましたが避難訓練途中という事もあり、職員・園児の全員が高地に逃げて助かっております。通常の日ですと地震直後にあたる時間帯は、お昼寝の時間だったそうです。3月11日の当日は、早々に避難訓練の準備に取り掛かっていた‘まさにその時’震災に直面したそうです。このことをふまえて矢守教授いわく、普段のなにげない努力の取り組みがこのような幸運・奇跡を生んだのではないかと。「野田村保育園」では「くらしの中の防災」として早足散歩で避難路をたどってみる。園児がどのくらいのスピードで歩けるのか。他に避難ルートはないのか。雨が降ったら「あぜ道」は大丈夫なのか。雪の日はどうなのか。等々さまざまな角度から毎月1回の避難訓練を実施していたそうです。震災直後、避難訓練の途中だったので園児が津波の襲撃による衝撃的な場面に触れずに済んだ事も今後の成長過程における精神面において良かったのではないかとの判断をされておりました。いつ・どこで被災するかわからないからこそ日常の備えと訓練の必要性を改めて知らされた講義でした。





