12月15日(木)今議会の質問戦終わりました。何度やっても難しい!もっと絞りこまねばなりません。
今議会の多くの議員が取り上げた案件は、新図書館西敷地の利活用についてです。私の質問と答弁は、以下のとおり
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1,新図書館西敷地利活用事業について
高知市は、県・市合築の新図書館整備により生じる、交流人口の増加を見込み、中心市街地活性化を視野に入れた都市の発展を目指して取り組んでいます。
具体的には、民間事業者による新図書館西敷地の利活用を中心市街地活性化計画に位置付け、これまでの公募方法や市民の意見を反映した基本方針の見直しと、新たに実施方針の策定や募集要領の改訂などを行い、事業化を目指してきました。
11月14日に開催された公開審査会では、選定委員会も評価したように、提案者は大手企業として、自社の既存のツールを通じて「高知の情報をどんどん発信し、国内外の観光客を誘致する」など事業計画の妥当性、全工程計画の妥当性、進捗管理についても、さすが大手企業体の実績に裏付けられたものとしての提案がありました。
しかしながら選定委員会は、「中心市街地の活性化に資するために、本事業用地の立地特性を十分に考慮した応募者ならではの具体性、独自性がある提案が見受けられなかった」との判断により、優先交渉者の候補者決定をしないと言う結論に至りました。誠に残念な結果ではありますが、辞退者が出る中、最後まで公開審査に残って頂きました提案事業者様には感謝申し上げます。
こうした結果を受け、高知市は、「優先交渉権者は選ばず」との方針を決定されました。その決定は、市長として賢明なご判断であると申し上げ、以下岡﨑市長の政治姿勢についてお伺いします。私は、公開審査を傍聴し、審査の質疑で争点になった、「中心市街地の活性化に資するために、本事業の立地特性を十分に考慮した提案」が求められていることからも、その進展を市民の代表である議会がチェックできないような事態を防ぐためにも「西敷地は決して売却してはいけない。」との思いを強く持ちました。また、立地特性に鑑みた活用が選定委員会の審査の争点になったことを思うと、第3期中心市街地活性化計画への位置づけがますます重要になるとの認識を強くしたところです。そこでお伺いします。
- これまで行われた2度の公募について、市長としての総括をお伺いします。その上で、第2期計画に記載されている「オーテピアに隣接する市有地の利活用。市民や観光客 で賑わい、回遊できる機能 を整備する。」との事業内容について、市長は、第3期計画の提出者として、学校統合から生まれた用地の活用目的が「ぶれる」ことが無いよう、どのように具体的に示されるのか。お尋ねします。
- 市長答弁 (要旨) 新図書館西敷地が旧追手前小学校の統合により生まれた優れた立地特性を持つ貴重な公有地であることを踏まえ「中心市街地の活性化に資する」とおい基本的な考え方の下、これまで重視してきた中心市街地の「回遊性の向上」と「来街者の増加」に寄与する事業として位置付け・・・・・つまり、ぶれないことを確認しました。
次に、土地利用の方向性についてお尋ねします。市長は、今後の方向性についても「在任中の議会と共に考えたい」とされておられます。賢明なご判断だと思います。そこでお伺いします。
今議会では、西敷地の「暫定的な利用」についての提案がありましたが、私も同様に社会・経済情勢が落ち着くまでの当分の間、あらゆる世代が集い、賑わえる暫定的な整備を求めます。具体的には、イベント開催の貸スペースや、若者にスケボー広場として開放するなど、市民が多目的に利用できるような公共の場所として安全面を考慮して舗装を施すなど、暫定的に整備されてはと考えます。
2,西敷地の暫定的な活用について市長のお考えをお示し願います。
市長答弁 (要旨)西敷地の将来の利用については、物価高騰など社会情勢の動向や民間の事業環境の状況を注視するため、一定の期間を要すると考える。
将来の方針が決まるまでの当分の間、暫定的な整備を検討していくことが必要だと考える。表面舗装も含めた整備手法やスケジュールなど予算面も含め考えていく必要がある。
ここまで、今回の結果を受け、当面の利用についてお伺いしました。次に今後の西敷地利活用について一言申し上げお伺いします。
私は、平成20年第424回12月定例会で新図書館建設検討委員会での資料を基に、図書館の今後の増築の考えもあり得ることから、「約1万平方メートルの敷地全体に県市一体型の図書館を建設されたらいかがか」と、質問をしたことがあります。
答弁に立たれた当時の安藤副市長は、西側の残る土地利用については、「図書館の機能と調和したものにしていく。また,中心市街地の活性化に寄与するような機能といったような視点なども検討していく必要がある。」と検討委員会の意見を集約され、さらには、土地利用の検討を行う検討委員会を新たに立ち上げ、その議論を踏まえて、西敷地が残った経緯を承知しています。
また、平成30年7月23日 オーテピア開館記念式典時、議長職にありました私は、市議会を代表し、新図書館整備に至る経緯を踏まえ、私たちが心に留め置かねばならないこととして、3点申し述べました。まず、
- 平成25年3月。39名の最後の卒業生を輩出した翌日、学校旗が高知市教育委員会に返納され、成章学舎から141年という伝統ある追手前小学校が学びの学舎の幕を閉じたこと。その陰には、児童の学びの保障を教育委員会として守り通された故・吉川明男教育長の教育者としての毅然とした御判断があったこと。
- 2つ目は、県民・市民の高い関心が寄せられる中で、各基本構想検討委員会の多様な御意見と熱心なご論議の結果の取りまとめとしては、異例の両論併記による文言が寄せられ、最終的に「新図書館基本構想」として目指す図書館像、合築することによる新図書館の新たな可能性がまとめられたこと。
- そして、高知市議会でも、二元代表の議決機関として是々非々の立場で議論を重ね、追手前小学校と新堀小学校の統合により、全国でも初めての県立図書館と市民図書館の合築し、点字図書館と子ども科学館を加えた4館の複合施設の建設を行うことを団体としての意思決定を行ってきた。ことなどを述べさせていただきました。
つまり、この土地には、文教の地への思い・合築図書館への思い・そして街の発展を願う決断等々の、悲喜こもごもとした判断をも大きく納得させる計画でなければ着地は見いだせないと考えます。今更、敷地全体を使った一体整備が良かったなどと申しませんが、
3,西敷地の活用については、図書館の施設整備の充実論があったこともお忘れ無きよう、官民協働の手法について、公金投入の在り方も含め、今一度考察されることを求め、市長のご所見をお伺いします。
市長答弁(要旨)これまでの経過を十分踏まえるともに、官民協働の手法一定の時間をかけて議論を深めていく。
との答弁を得ました。まずは、3月議会で一定の予算が出るものと期待しています。
