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8月1日(水)
7月上旬の西日本豪雨時に、本市の教育長、総務部長ほか5人の管理職員が7日(土曜日)から9日(月曜日)まで、函館市へ競馬観戦などを目的に旅行をしていたとの全国報道には、只々、驚愕し、誠に情けなく、義憤の念さえ覚えたことでした。
本来なら、すぐにでも私個人の思いを皆様にお伝えしたいところでしたが、議長という役目を果すことが優先と考え沈黙していました。
報道を受け、7月30日(月)会派代表者会を開催し、議会としての総意をもって、文書にて市長に申し入れを行いましたので、私の思いをブログに書き込みます。長文になりますが、お許し下さい。
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教育長、総務部長ら7人の管理職員が出発したのは、7日7時30分ごろ。
その頃は、高知市には災害対策本部が設置されており、物部川の氾濫のおそれがあるとして市内東部地域に避難情報が発令され、当該地域の住民の方々、98豪雨を連想するほど、さぞ不安な思いをされていたことでしょう。また、自主防災会や私達議員も担当地域を巡回し、市民の皆様と共に、危機意識を持って対応をしていました。
すると、思いもよらない、高知自動車道の立川橋の上部工が流出し、高速道路が通行止めになったという非常にショッキングな報道があり、さらには、これまで経験のない、NTT回線の通信障害が発生し、窓口センターの戸籍管理のシステムや、図書館のオンラインシステムにも支障が発生しました。
また、8日朝には、県内で初めて、県西部の6市町村に大雨特別警報が発表され生命に関わる緊迫した状況となりました。

このような緊迫した状況下にもかかわらず、災害対策基本法により制定した高知市災害対策本部条例に基づき、本部長である市長から任命された本部要員の教育長と総務部長ほか5人の管理職の私事旅行が行われたこと。
そして本部長(市長)が本部要員の県外旅行を把握できていないという管理体制であったことは、
市民の不安感に寄り添ったものとは言えず、緊張感と危機意識の欠如、また当事者意識が欠如していると言わざるを得ず、「行政と市民の協働に水を差す行為は断じて看過できない」との市民の皆様の率直なご意見や、お叱りのお声がたくさん寄せられました。
この度7人の行動は、管理職の立場でありながら職員の信頼をも失うという重大な道義的責任を伴う行為であり、市民への信頼の失墜を、ゆるがせにはできないことから議会の総意を図り、岡崎市長に申し入れを行いました。
*「やめよう」「中止にしよう」「引き返そう」と言う人はいなかったのか。「行ってはいけない」と注意する同僚や、家族はいなかったのか、
今回の事は、「この程度なら」と、災害慣れした職員の緊張感と危機意識の甘さや、「わが事意識」の欠如など、大きなゆるみがもたらす判断だったと残念で仕方がありません。
その原因の一つに、私は、高知市災害対策本部の緊張感を欠く、開催の在り方に疑問を持ちました。
これまでの開催は、市長より任命された本部員であっても、所要があれば、代理人が出席するなど出入りが自由であり、欠席理由なども明確にされていないなどの現状。そこで、
高知市災害対策本部条例並びに災害対策本部運営規程の見直しを行い,本部員会議の欠席については,理由等を明確にし,届出の義務を課すこと。
高知市職員服務規程を見直し,管理職員の私事のための県外旅行についても,届出の義務を課すこと 等を 求めました。
この申し入れに先立ち、7月31日午後には、教育長は辞任されました。 午前中に行われた、中学校給食センター開所式典には、教育長の出席はありませんでした。
私は、辞職した教育長以外の6人全員に、「これからどうするの?」
6人の反応はそれぞれで、率直に「こりゃ 厳しいわ!」との感。
そして、厳しく言いました。
「市民は、一緒に汗する人しか、信用しないよ!役職に人はついてこないよ!」と。
***教育長の辞任で終わる?・・・・けじめをつけなければ、市民の不審は増すばかり。
諸説あるようですが、一般的に、職員の処分については、職員に職務上の義務違反や公務員としてふさわしくない非行がある場合に、道義的責任を問う処分で、戒告、減給、停職、免職など、義務違反の内容により、国の人事院が示している基準や過去の処分とも比較しながら決定されるようです。
また、処分は、人事委員会を開催し決定せねばならないようです。
そして、処分と人事異動は別物のようですが、こうした管理職の下で、人の統制がとれるでしょうか?
私は、まじめに働く職員が尊重されない職場は質さねばならないと考えています。上司にも意見が言え、尊重される職場。派閥やエゴを超えて、適材適所の配置ができるように改善をしなくてはいけないと思います。
そして、このことを良い反省材料とし、甘さを排除し、様々な自然災害に危機感と緊張感を持って対応できるように、災害対策の強化が図られることを、切に願っています。