講師は、視覚障害リハビリテーション協会、会長の吉野由美子先生と、(財)高知県身体連合会視覚障害者生活訓練指導員の別府あかねさんです。
吉野先生からは、ご自身の体験や自己紹介も含め、視覚障害とはどうゆうものか、幼い頃からの障害か中途障害か、また見えにくいロービジョンなのか、それによって、見え方や支援の方法が変わってくるという、理論的なことを伺いました。
そして、その留意点や声がけについて、実践に伴った具体例を含め別府さんからご講演を頂きました。
写真のように、ロービジョン体験とマリオネット盲点の体験を行うと、なるほど、「こんなに見えるのか」と実感し、見やすさへの配慮やコントラストの活用もしなければならないことを学びました。
また、心に留めたことは、「リハビリテーションサービスも、介護サービスもその人がその人なりに自立して生きることを保証するサービスでなければならないこと。日本のどこに住んでいても、全盲でもロービジョンでも手帳所持の有無にかかわらず、介護サービスを利用していても、必要な時に視覚リハが受けられるような制度設計にしなければならないこと」など、大きな課題を感じました。

そして、配膳の方法や視覚障害者と接する機会のある支援者の皆様に・・・・・とご紹介頂きました。
1、「あっち」「こっち」「そっち」「あそこ」などの指示語は使わない。
2、物はあった場所に戻す。
3、物の受け渡しは、声がけをしながら手のひらに触れるように手渡しするか、具体的に置く場所などを伝える。
4、ドアは、できるだけいつも同じ状況(きちんと閉めるか、開けるか)にしておく。・・・・(セミナー資料等は、吉野由美子先生のブログで詳しく紹介されています。)
*「使う人が主役」である展示会で、「業者の販売目的のための機器展ではない」ということ。
*また、多くのボランティアが支え、駐車場の誘導や商品説明も福祉を志す学生が行います。
*ブースには、同じ種類の商品がメーカーに関係なく一同に並べられていて、利用者が自ら手にとって確認することができます。
誰もが必要な支援を学ぶよい機会となっている、福祉機器展。障害を持つ方の思いに寄り添う街作りが、引いては、皆に優しい環境となること。専門家のちょっとしたアドバイスが人生を変えること。など学ばせて頂きました。


