3月23日(土) 141年の歴史と伝統を誇る、高知市立追手前小学校の閉校式が、厳粛に執り行われました

この学校は、明治5年、
私学成章学舎を母校として高知街連合公立小学校が設立されて以来、明治24年には高知市第三尋常小学校、昭和16年には、高知市第三国民学校と改称され、戦火をくぐって、城下町の中央に位置する一番校として、学校図書館教育や、英語教育など、特色ある教育研究を行ってきたところです。

しかしながら、中心商店街の空洞化が進み、特認校制度を導入するも、校区内の生徒よりも校区外から通う生徒が増加したことや、学校耐震化などの施設整備に絡む財政事情から、市長は苦汁の決断にて、平成19年、追手前小学校を閉校し、新堀小学校と統合することを決めました。

本市の中心部で1世紀半、教育の中核を担い、約1万2700人余の卒業生を送り出してきた学校の歴史は、本年4月より、あらたにスタートする「はりまや橋小学校」に引き継がれる事になっています。

校門脇には、空襲でも焼け残ったソテツの木が、同校の平和のシンボルとして、141年の歴史を刻み、体育館脇の「せんだい屋桜」も、その歴史の積み上げを荘厳するかのように咲き誇っています。

この小学校を卒業した広末涼子さんと、高知東生さんも新たに進級する96名の在校生に

 「ありがとう141年 ともに笑顔で いつまでも」とメッセージを送っていました。

 

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この学校は、4月以降取り壊され、学校敷地には、全国で初の取り組みとなる高知県・高知市の新図書館が建設されることになっています。 これまであった、様々な意見の対立を土台として、本市の転機を掛けた取り組みが始まろうとしています。

私は、政治の判断が、教育現場を混乱させていはいけないと、無事に最後の卒業生を送り出し、新たな小学校に在校生が登校するまで、工事などには着手せず、「教育環境を守ること」を言い続けて参りました。最後の校歌斉唱は、こみ上げるものがありました。

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