「針木」は県内でも有数の新高梨の産地であり、糖度の高い新高梨は秋の味覚を楽しませてくれる産物です。しかし収穫前の大切なナシを啄ばむカラスによる食害被害が増大し、カラス対策を講じる生産農家と地域住民との間で健康被害を訴える問題が発生し、議会にも其の対策を求めて請願が提出されていましたが、双方の努力により、市の補助金を活用したユニークな取り組みで事態を解決した事が話題になっています。(高知新聞 夕刊 11月29日付け)
そこで解決に向け、市や農家、住民が調査を行ない、
遠巻きにナシを伺うカラスにロケット花火を発射して威嚇を続け、カラスが「オレンジ色に近づくな」と学習したころに、これまでナシ園に出入りする事の無かった住民がオレンジ色のベストを着てあちらこちらの散歩コース巡回する。こうした努力が実って昨年は3万個にも上ったナシの被害が約1万個までに減り、被害金額にして約1000万円分減少したそうです。
こんな事で効果が上がるなんて・・・
そう言えば、黄色いゴミ袋の効果も報じられています。カラスの研究で良く知られた先生のHPを読んでみると・・・・・
***********
「カラスを解剖して脳を調べてみると、人間と同じように大脳が非常に発達していることが分かります。また神経細胞の密度も、他の鳥に比べて非常に高い」どうやらカラスが高度な情報処理・学習能力を持っていて、頭がいいのは間違いなさそうです。「実はカラスというのは人間よりも優れた視力を持っています。人間は光の3原色(赤、青、緑)を組み合わせてものを見ていますが、カラスの眼は4つの色を組み合わせています。この黄色いゴミ袋を使うと、4つのうちのひとつの色を遮る効果があり、結果的にカラスの視力がガタガタになり、袋の中を見通すことができなくなるのです」この「黄色いゴミ袋」は、人間よりも精度が高いカラスの視力を逆手に取ったアイデアと言えそうです。
(杉田昭栄教授ページより紹介)
なるほど!つまり、オレンジ色の服が歩き回る事で、カラスの視力を混乱させ、ナシの実を目指す事が出来ないって事なのでしょうか?いずれにしても、課題が解決し、地域住民とのふれあいも深まれば万々歳です!
