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神戸市 吉田謙治
yoshida.kenji@gmail.com

 16日から18日にかけ、総務財政委員会の行政視察で、京都市、富山県高岡市、富山市、札幌市などを回ってきました。京都市では区役所をPFI、すなわち民間の活力をいかして建設している状況を調査しました。

 神戸市でも、すでにマリーナや摩耶ロッジなど民間に運営を任せる、広い意味でのPFI(Private Finance Initiative)事業をすでに行っています。ただ、京都市は新たな区役所総合庁舎の建設を行うにあたって、民間の資金調達で行うという本来のPFI事業に取組み、すでに事業者も決定されていることから、その具体的手続きやメリットについてヒアリングを行いました。

 また、富山県の高岡市、富山市では、環境への配慮や観光資源として、さらには交通弱者の市民の足として、LRT(Light Rail Transit)を運行しており、その状況を視察しました。

 写真左が高岡市のLRT。右が富山市のものです(車両横は吉田けんじ)。それぞれ、もともと加越能鉄道、富山地方鉄道という民間鉄道会社が使っていた軌道を利用して、新しいおしゃれな車両を運行しているものです。

 高岡市では廃止直前であったものを市民グループの存続運動で、LRTとして新たに出発。富山市でも市内の観光資源としてこの4月に公設民営でスタート。富山市のLRTは16日、日本鉄道賞を受賞したばかりで、大きな期待がかけられています。

 神戸市では昭和40年代まで市電が走っていましたが軌道も撤去され、残念ながら新たにLRTを運行することは当面現実的ではありません。しかし、交通機関そのものを観光資源として考える発想や市民が主体となった運行支援は、今後の神戸市の交通施策にもたいへん参考になりました。

 14日、神戸市中央区で公明党兵庫県本部大会が開催されました。赤松代表、野口幹事長が再選され、私も副幹事長に再任されました。有権者の信頼を勝ち取ることが諸改革推進の力であり、生活最前線の身近で地道な実績づくりが信頼獲得の要と決意し、明年の統一地方選、参院選大勝利に向け出発しました。

 大会には、冬柴国土交通大臣(前公明党幹事長:写真上段右)が出席し、兵庫県尼崎市出身の国会議員として兵庫のために尽力することを約しつつ、国政改革に邁進する決意を披瀝されました。

 また明年の参院選比例区候補の「山本かなえ参議院議員」(写真下段)も出席し、連日関西中を駆け巡る中で、庶民の声を聞き、生活最前線の実態を肌で感じ、どこまでも民衆の立場に立った改革を推進することを決意。統一地方選の大勝利とともに、参院選に向けての支援を訴えました。

 

 13日午後、神戸市歯科医師政治連盟の野村会長(写真左)、前田専務理事(写真下)が来訪され、政策責任者の米田市議(写真右)とともに、来年度の予算に関する要望をお受けしました。歯や口内の健康管理は、体全体の健康管理につながる重要な問題であり、子育て支援、介護予防などの観点からも要望にそって尽力することを約束しました。

 恒例となった神戸市歯科医師政治連盟の予算要望ですが、昨年の要望のなかで、40歳の歯周病検診を集団検診だけでなく最寄の歯科医でも受けることができるよう実現したところです。

 今回の主なご要望として、第一に子供たちの歯の健康管理があります。以前から要望されておりましたフッ素洗口が、ようやく本年から市内の全保育園で始まりましたが、幼稚園ではまだ行われていません。フッ素洗口の虫歯予防効果は高く、歯の健康はそのまま体全体の健康につながることから幼稚園でも実施が望まれるところです。

 また、公明党として本年から妊婦検診無料化を2回分まで拡大したところですが、第二のご要望として妊産婦の歯科検診の必要性が指摘されています。健康な乳歯は胎児のころの健康管理にかかっているとのことで、妊産婦が自由に検診を受けられるようにするためには、集団検診以外に最寄の歯科医で検診が受けられる環境づくりは重要。

 さらにお年寄りの口内の衛生管理は介護の上でも、また介護予防の観点からも非常に重要でありながら、いざどのようにすればいいかとなると、どこに聞けばよいかもわからないのが現状と指摘されました。このような啓発活動にも行政としての支援が必要であるとの要望です。

 確かに食べるということは人の健康の原点でありながら、歯や口内の健康管理の重要性がいまひとつ理解されていないむきがあります。

 私たちも子育て支援策や高齢者福祉の一環で、乳幼児やお年寄りの医療費助成を進めてきました。しかし、誰しも健康であり続けることが本来の願いであります。病気にならない、いつまでも健康でいるための施策として、今回のご要望を十分尊重してこれからの予算編成議論に反映して参ります。

 

 13日午前、西区櫨谷町友清の観光柿園が開園式を迎え、市会を代表してお祝いの挨拶をさせて頂きました(写真:池内部会長とともに)。今年は台風の影響もなく豊作とのこと。櫨谷幼稚園の園児たちも招かれ早速甘い柿をほうばって大喜び。

 友清の観光柿園は大正時代から続く県下でも貴重な存在。私が住む、西神南ニュータウンのすぐ北側に位置し、昔ながらの農村の風情を残す、すばらしい柿園です。園内には1000本を越える柿の木がなだらかな山の斜面にならび、秋の日差しをあびて見事に色づく柿がたわわに実っています。

 同園では柿の木のオーナー制もあり、1本1万円から2万円で1年間オーナーになることができます。災害時でも実の保証があります。

開園期間:10月14日〜11月26日

入園料 :大人700円 小人400円(4歳以上小学6年まで)

交通機関:●JR・山陽明石駅から神姫バス福谷下車徒歩15分

       ●神戸市営地下鉄西神南駅タクシー約5分

団体予約:JA兵庫六甲櫨谷支店(078)991-1055(土日祝除く)

 

 西区西神南ニュータウンの福祉ボランティアグループいぶき(現NPO法人ニューいぶき:理事長坂本津留代・写真中央、副理事長白波瀬敏夫・写真右 理事吉田謙治写真左)の発足10周年記念の祝賀会が、11日西神オリエンタルホテルで開催され、「吉田謙治」は理事として関係者に感謝のご挨拶を申し上げました。

 「ボランティアグループいぶき」は、阪神淡路大震災を契機に仮説住宅の被災者支援でスタート。その後、NPO法人「ニューいぶき」として、神戸市の生きがいデイサービス事業や児童館の運営などを受託。ニュータウンながら地域の福祉活動や発達障害児の訓練教室を運営するなど、神戸市内でも類例をみない事業を展開してきました。

 発足当初から今日まで、坂本津留代理事長、白波瀬副理事長(西区民生児童委員協議会会長)ほか多くのボランティアのみなさんが営々と活動を続けてこられました。その継続の力に、臨席した神戸市永井秘書室長、中村保健福祉局長、平山西区長などから祝辞が述べられました。

 西南ニュータウンも徐々にお年寄りが増え、災害公営住宅もあって高齢者が多いことから見守りや介護の問題があるとともに、小さな子供たちも多く、子供たちの安全、安心をどう地域として守っていくかという課題もあります。

 10周年を機に改めて、市会議員として市政全体の観点で解決策を模索するとともに、地域のボランティアのみなさまとともに現場の実態に即した活動をともに進めて行きたいと決意いたしました。

前自民党議員団団長逮捕の後、議会では問題の解明と今後の防止策を審議するため、「政治倫理確立委員会」が設置されるとともに、市当局では、法律の専門家で「神戸市公正職務検討委員会(通称コンプライアンス委員会)」を設立し、法令遵守強化のための条例案検討に入った。

 市会では、逮捕事案となった、産業廃棄物処理施設指導要綱の改訂経過ならびに、神戸市リサイクルセンターの管理運営委託の経緯を中心に、新聞報道等で「疑惑」とされた事案に対する陳情、請願の審査が開始された。

 一方当局は、議員等公職者からの「働きかけ」に対して、適法かつ適正に対処することを強化するため、前項で述べた「職員の適正な職務執行の確保に関する指針」を拡充する「公正な職務の確保と行政の透明化の推進のための条例」(通称「コンプライアンス条例)」制定に向け、専門家の委員会を立ち上げた。

 「コンプライアンス委員会」では精力的な議論が交わされ、条例制定に向けた画期的かつ示唆に富んだ骨子が答申された。

 ただ、議員等の公職者からの「働きかけ」の記録・公開に係る具体的手続きや、特に市長が議員等からの「働きかけ」を専門家で構成する第三者機関たる「公正職務審査会」に付議できる一方、議会側からは市長の行為を付議できないという、「首長と議会のチェックアンドバランス」が崩れかねない問題があった。

 前自民党市議団団長の汚職事件に端を発した「コンプライアンス条例」制定の論議。条例は、議員など公職者からの「働きかけ」の記録及び公開、市長はじめ市当局の法令遵守をチェックするため、議会から第三者機関への審査請求を事実上保証する規定を設けるなど、全国初の画期的な内容となっている。

 いわゆる「コンプライアンス条例」とは、法令遵守を強化するための条例である。その制定までには市当局と議会の実態、市長と議会のチェックアンドバランスの問題など紆余曲折があった。その背景と経過を報告する。

条例の前身「働きかけ」防止指針の制定

 4月5日の逮捕で表面化する前年から、提案競争(コンペ)による市有地の売却をめぐり、巷間、政治の不正介入の疑惑が囁かれていた。

 詳細は当時不明であったものの、公明党として委員会でも指摘し、不正防止のため、市の不動産売買、公共事業発注などの経理契約に関し、議員などの公職者からの「働きかけ」を記録し、公開する規則を制定することを当局に求め、本年3月制定された。

 その制定は、マスコミからも画期的と評価されたが、ちょうどその1週間後、前自民党議員団団長が逮捕される事態になる。