子育て支援の課題(1)ー母子医療がカット⁉︎(その1)
福祉制度が今大きく変わろうとしています。
子育て支援、高齢者、障がい者福祉、難病対策など、すべての市民の生活に直結する深刻な問題です。
国や県、そして神戸市もどうやって市民が安心できる仕組みを作るか、様々な議論をしています。
そのなかで、私たち市会議員は、現場最前線で、市民や医療・福祉サービスを提供する事業者の生の声に耳を傾け、どうすればよいか日々検討し、予算を考え、国、県に要望するなど努力を続けています。
この大きな変化をもたらしている原因は、少子高齢化と財政難です。
その全体を語り尽くすことは、至難の技ですが、現場の市会議員として、できるだけ市民のみなさんに具体的なケースを通して問いかけたいと思います。
第1話は、母子医療の問題です。
ある女性から、昨年から母子医療費の助成がカットされたと訴えがありました。
頑張って仕事して収入が増えたと思ったら、子どもの医療費助成がカットされてまた苦しくなったとのお話です。
一般的な子どもの医療費助成は拡大されたのに、なぜ母子家庭の医療費助成はカットされたのかという指摘です。
(続く)