外来化学療法センターの開設決まる
<決算市会での要求実る>
患者さんからの要望が強かった、外来での抗がん剤治療の際のプライバシー確保のため、一般患者さんの処置室とは分離した外来化学療法センターを西市民病院、西神戸医療センターに設けることになりました。昨年12月の決算市会で公明党の要求が実現したもの(写真はイメージ)。
がんの化学療法が進歩して、外来でのがん治療が可能になり、外来で抗がん剤治療を受ける患者が増加しています。しかし、西市民病院や西神戸医療センターでは、抗がん剤治療が一般患者と同じ処置室で行われていたため、患者のプライバシー保護、安全性の向上、療養環境の改善、スタッフの効率性などを考慮して、今回両病院に外来化学療法センターを設けるものです。
西市民病院では、2月5日から月〜金曜日の8:45〜17:15、1日15名定員で完全予約制、原則として病名告知を行っており、抗がん剤を静脈に注射(点滴)を行う患者を対象としています。
西神戸医療センターでは、1月9日から西市民病院と同じ曜日、時間帯、同じ対象者で実施します。定員は1日30名。原則完全予約制です。
なお、中央市民病院では、平成16年1月からすでに設置されています。