本日、会派にNPO法人日本胃がん予知・診断・治療研究機構 伊東史子先生をお迎えし、胃がん検診におけるABC検診の必要性に関するご講演をいただきました。
本件に関しては、会派として先の定例市会および委員会でも、その実施の必要性を矢田市長と当局に求めてきました。本会議質疑での矢田市長の答弁は国の動向を見守っていくとのものでした。
胃がんの検診としてはレントゲン検診が一般的ですが、バリウムをのむ手間や検査の際に体を回転させる負担などから、検診を躊躇される方が多いため、受診率が向上せず早期発見につながりません。
そこで注目されているのが、ピロリ菌検査とペプシノゲン検査を組み合わせた検査方法で、ABC分類と呼ばれています。胃がんの原因の95%はピロリ菌による感染であることが昨今の研究で明らかになっており、従来のペプシノゲン値測定との組み合わせにより、胃がん羅漢リスクが簡単に分類できます。血液検査でおこなえることから、レントゲン検査に比べ安価で、受診率の向上が見込まれ、胃がんの早期発見につながります。
これからは、“ピロリ菌の除菌で一次予防”、“診断はABC分類”、そして“治療は内視鏡”の時代です。東京では目黒区、品川区、墨田区、関西では京都市伏見区、芦屋市など導入事例もあり、今後も引き続き神戸市にその早期実施を求めてまいります。
