7月9日(月)北区立中央公園内に於いて、深井戸を活用した震災対策訓練が実施され参加いたしました。
東京消防庁王子消防署が設置した震災対策用深井戸が、先月中旬に完成し、本日運用開始披露として、訓練が実施されました。
深井戸の概要は、地下250mの深さから地下水をくみ上げ、揚水量は毎分約2トン、軽油195リットルで10時間連続使用が可能とのこと。発電設備を電源としているので、地震による停電の影響を受けず、震災対策用水利として有効に活用できるとの概要説明が ありました。
その後、消防車が容易に接近できないような狭い地域で、効果が期待できるスタンドパイプ活用訓練や親子蓋付き、水槽活用訓練(通常約30キログラムある鉄製蓋の中心部分に20センチ重さ約5キロの小蓋をつくり、少ない労力でかつ安全に防火水槽を活用することができるもの)も行われました。