地域一丸で挑む「新宿区ねずみ対策」の新たな展開 ―「面的対策」の重要性を訴え、新事業が始動

令和8年第一回定例会では「ねずみ対策」について、質問いたしました。
昨年9月の決算特別委員会では、個別の駆除だけでは限界があるとして、地域全体で取り組む「面的な対策」の必要性を強く訴え、その結果、区は令和8年度予算案において、「屋外におけるねずみ対策」を新規事業として位置づけ、予算を計上。対策の強化を図ることができました。
【新年度からの区の取組み】
〇ねずみ対策に関する普及啓発
ごみの集積所の新規設置届出者、飲食店等の許可申請者、民泊(住宅宿泊事業)届出者等に、ごみの適正排出の重要性を直接説明し、適切な対策を促します。
〇環境改善に向けた取組の促進
ねずみに関する苦情・相談のうち、ねずみ被害があるエリアを対象に、専門業者を派遣し、ねずみが発生する原因の調査・分析と具体的な対策のプランの作成を行い、発生原因となっている施設への改善指導や周辺の区民・事業者への普及啓発を行います。
今回の質問では、新規の取組みがより良く、効果的に行われる様に求めました。
- 町会・商店会との「地域一体」の連携
〇木もとの主張: 健康部・環境清掃部・地域振興部などが連携して、町会や商店会が行う対策を力強くバックアップすべき。
〇区の回答: 地域一体の取組は高い効果が期待できる。令和8年度からは、町会等からの相談に対し、必要に応じて専門業者を派遣し、地域として取り組むべき改善案を具体的に提案していく。
- 実効性を高める「具体的な支援策」
〇木もとの主張:小規模事業者や高齢者の世帯にとって、費用や手間が負担になる場合がある。対策を実行したくても難しい方々に対し、どのような具体的な助言や支援を行うのか?
〇 区の回答: 事業者向けには「ふた付きごみ容器」の貸し出しを継続。さらに令和8年度からは新たな支援として、個人宅の庭や小規模建築物の敷地内にある「ねずみの巣穴」を専門業者が埋める作業を実施する。
- 専門業者による「科学的な調査・分析」の導入
〇木もとの主張:今回の新事業の目玉は、苦情の多いエリアに専門業者を派遣し、発生原因を徹底的に調査することです。一過性の調査で終わらせず、持続的なフォローアップが必要。
〇 区の回答:継続的な取組を促す手法を検討し、一過性に終わらない仕組みを構築する。
- 正しい知識の普及と多言語対応の強化
〇 木もとの主張: 事業者などへの説明は、繰り返し伝える仕組みが必要。また、増加する外国人経営者・居住者に配慮し、多言語対応や視覚的に分かりやすい啓発を行うべき。
〇区の回答:ご指摘の通り、継続的な啓発が不可欠。広報新宿やHPでの周知に加え、衛生講習会やごみ排
出指導の巡回時に繰り返し働きかけを行う。また、イラストを用いた多言語チラシの作成など、外国人向けの効果的な手法を検討する。
今回の質問を通じて、「専門業者による調査」「個人宅の巣穴埋め支援」「多言語啓発」といった具体的な一歩を、新宿区から引き出すことができました。これからも、皆様の生活の質を守るため、現場の声を政策に反映させてまいります。










