本日、県議会議員選挙に立候補しました。まずは、本日までの皆様からの温かな・力強いご支援に心から感謝申し上げます。まことにありがとうございます。
77万3千人、これが現在の福井県の人口です。これが20年後には64万7千人になる予想です。例えですが、この日之出小学校区は現在7600人の人口ですので福井県の100人に1人がこの地域に住んでいることになりますが、20年後には、ほぼ志比口1丁目から3丁目の人がいなくなることと同じです。
そうなるとどうなるでしょう。空き地、空家、駐車場が多くなり、防犯上、防災上の課題がでてきます。自治会や福祉、民生委員などの担い手も不足します。既に、この兆しはでてきています。ここはまちなかですが、それでも、日之出中ブロックでは、もよりのスーパーマーケットが近くにないため買い物難民が出ています。介護、建設、運輸業で特に顕著ですが、人手不足が深刻な状況です。
また、少子高齢化により、税金を納める人が少なくなり、税金で支えられる方が多くなります。このことは、皆さんの負担が重くなり、サービスが悪化することを示しています。例えば、65歳以上の方の平均の介護保険料は20年前から約2倍の負担となっています。一方で、税収が少なくなる中で、道路や橋、下水道、水道などを維持していかなければなりません。
こういった未来が見えているのですから、今行っておくべき、しっかりとした対策が必要です。人口減少問題の対策は人口減少を極力緩やかにする政策が必要となるといこと。さらに、ある一定の人口減少を見込んだ対策を行うことです。
負担が重くなりサービスが悪化すれば、県民の生活や企業活動に様々な課題が出てきます。だからこそ、その人たちの声を聴く仕組みが必要であり、その一つが私たち議員の役割なのです。
これまで議員16年の間に、本日まで6103件のご相談やご要望を承り、1件1件丁寧に対応してまいりました。その一つ一つが私の脳裏に刻まれて、政策提案や議会発言の源泉ともなっています。特に市議会議員を務めた県会議員でしかわからないこともあり、大変大きな経験となっています。
私は今、丸い17色のバッジをつけています。これはSDGsのバッジです。SDGsとは、4年前に国連サミットで採択された持続可能な開発目標のことです。貧困、格差、環境、そして平和と文化をすこれは地方自治体が実施しないと達成できない内容となっており、すぐに2年前の2月の県議会で県も取り組むように訴えました。今では、鯖江市や大野市をはじめ多くの自治体で推進を掲げており、一昨日の福井新聞では県に協議会を設置することも発表されていました。特に、平和と人権については公明党が先頭に立って行っていかなければならないと考えています。SDGsのテーマである「誰もおきざりにしない」は誰一人不幸なままにしておいてはいけないということです。
これからも、皆さんの声を聴いて動いていきます。また、県議会議員は、また国と県、県と市や町のパイプ役でもあります。公明党はネットワーク政党であり、市町村や国と連携し、あらゆる視点から活動していきます。
政治は生活と密着しています。生活を変えるには政治を変えていかなければなりません。その政治を司っているのが議員です。人の中へ、社会の中へ飛び込んでいく動く議員を選択していただきたいと願うものです。
名前の浸透がまだまだの状況です。投票日まで皆様には大変ご苦労をおかけしますが、お知り合いの皆様に西本恵一をお訴えいただきますようにお願い申し上げます。