日本原子力研究開発機構の楢葉遠隔技術開発センターで原子力発電所の廃止措置や災害対応のための遠隔操作ロボット開発状況を視察してきました。特に、福島第一の原子炉建屋内に本当にいるかのようなバーチャルリアリティシステムには驚かされました。実際は平面に立っているだけですが、どんどん前に進んでいき、高所では恐怖さえ感じるところもありました。
廃炉の技術は、他の分野でも活用範囲が広がるもので、これからの若い人材の育成が大切だと感じました。
福島第一原子力発電所を視察。大熊町に入り帰宅困難区域に車を進めていくと、廃墟となった店が並び、家屋の前には1軒づつバリケードがあります。歩行やバイクは禁じられていて、車は通行証が必要です。被災者の思いがしのばれます。
福島第一原子力発電所敷地内に入り、車の中から見学しました。意外と近くまで行くことができます。線量計も所々に設置されています。1号機は骨組みが露わになっていました。汚染水を格納する溶接タンクや使用済みの防護服などが納められたコンテナが数多く積み上げられています。
この中の物は外に出さないため、この領域の中で減容化を図るために、焼却炉が作られています。6000人が働いています。これから廃炉まで40〜50年。約20兆円をかけた事業です。