頭頚部、肝臓、肺、前立線等の「がん治療」に有効な福井県立病院陽子線がん治療センターを 医学博士の熊野せいし党国際次長と県内市議(福井市、敦賀市、あわら市)とともに視察しました。
先端医療のため治療費用に240万円~260万円かかりますが、がん保険先端医療特約を利用されて治療された方は全体の3割で保険で賄っています。来週には小児がんについては保険適用になる予定です。陽子線がん治療は有効であるにも関わらず、それを知らないが故に命をおとすこともあります。2011年3月~2015年12月までの患者数は742例であり受入が充分可能です。1回20分~30分で治療が終わり体に負担が少ないのが利点の一つです。
全国に重粒子線を含め14施設ありますが、今後数年で2倍になるようですが北陸では福井のみです。症例を見ましたが、大きく生存率を延ばしています。