傍聴から怒号が飛び交う中(禁止されている行為)での高浜原子力発電所3、4号機再稼働の決議案が可決されました。市議会での初定例議会以来13年目を迎えますが、傍聴満員の中で、拍手と怒号で議長から何回となく制止勧告された議会は初めてでした。
私も決議の賛成討論を行いました。福島第1原子力発電所事故の影響が続く福島県は、来年3月で5年目を迎えますが、今でも県内外への避難者が10万人以上います。この事故の過酷な被害状況を見るにつけ、地震大国である我が国の環境を謙虚に受け止め、将来的に原子力に依存しない社会をめざすべきというのが私の基本的な考え方です。
しかしながら、国富の損失抑制、温室効果ガス削減、電力コスト低減化の課題を直視する中で、省エネルギーや再生可能エネルギーの推進、火力発電の効率化を図ったとしても、未だその課題解決は困難であり、一定の期間は今後のエネルギー政策として、徹底した安全対策のもと原子力を活用せざるを得ない状況にあると考えています。
福島第1原子力発電事故の教訓は原子力に安全神話はないということです。再稼働には安全への不断の努力を着実に行っていただき、一方で、再生可能エネルギー技術革新と伸展を願ってやまないものです。