ふくい青山291と食の國福井館を視察してきました。ふくい青山291は福井県の所有する土地に東急がビルを構え、そこに11年前に福井県が設置し、当初は電通が運営し、その後の8年間はADKが指定管理者となり運営しています。指定管理料は9千万円、西武で流通を手がけて来られた井上館長(写真)を中心に14名の正社員がいきいきと働いています。
南青山で奥まった場所にあるこのアンテナショップに、どうやって人を寄せるかが大きな課題だったのですが、品揃えのあるセレクトショップを目指し、8年前は6300万だった売上を、昨年は1億8千万円まで伸ばしました。なお、食の國 福井館は1億2千万円の売上があります。デリバリーコストが高くストック場所がないため仕入回数が多いのが課題だそうです。
客層は1/3は青山周辺のセレブ、1/3は何らか福井県に関係のある人、残りの1/3は青山で働いている方などで、約70%が40代〜50代の主婦層で、男性は1割もいないようです。年間17万人が来ています。このアンテナショップを通して福井を知っていただき、福井を認知していただくことが大切ですので、その展
開を期待するものです。
食の國 福井館は銀座にあり、他県のアンテナショップも集中しているところにあります。ここも年間17万人が来館していますが手狭でわかりにくいのが難点です。近くの高知県館は最近看板を付け替えてわかりやすくしたそうで1日600人、石川県館は立地はいいのだけれども看板が小さく場所がわかりずらい、それでも1日800人、福井の500人よりは多いです。
最後に、ふるさと福井移住定住促進機構(福井Uターンセンター)を訪問。東京交通会館の5階に設置されており、Uターンアドバイザー1人と移住相談員1人が配置されています。他県も設置していますが、相談窓口まであるのは、福井県を含む12県だけです。主に、30代の方が来られるそうで、
設置4ヶ月にして既にUターンが決まった世帯があるとのことです。
相談員は福井県出身の女性で、子育てには福井がいいとアピールしているそうです。また、月に一度のペースでセミナーを開催しており、例えば、子どもの幸福度日本一の福井の子育て、実践!福井で新規就農などのテーマで行ったところ、約20名の参加がありました。地道な取り組みですが、一人でも多くの方に福井に来て暮らしていただきたいと思うものです。