市民から指摘を受けた相談の継続調査で、今日は来年の国体会場となっている岐阜競輪場に視察に行きました。
岐阜競輪場も他の開催地と同様、20年前と比べて売上は1/3になり、お客さんも固定化して高齢化してきています。だいたい1日平均2,200名の入場者数で、目標としている3,500名を達成するのはわずか16日しかなかったようです。
大垣、岐阜、一宮、名古屋と電車で10分間隔で競輪場がある立地状況ではありますが、それでも昨年度は2億円、本年度は3億円を岐阜市財政に繰入できるようです。なお、一宮、大垣は赤字だそうです。
また、経費を圧迫しているのが人件費なのですが、従事員の多さで(330名)は日本一だそうです。平成11年に経営改善を行って定年を早くし、5/6のワークシェアリングを行い、給与も13,000円/日から15%ダウンを2回、8%ダウンを1回行い、現在は9,173円までにしたそうですが、それでも適正な人員配置まであと10年かかるそうです。
平成13年度から経営改善コンサルを行い、将来撤退する場合に備え、撤退に必要な金額30億円を内部留保するように当時の市長から厳命があり、現在では基金など38億円を積み立てています。
また、平成18年度から5年間は交付金還付金制度があったので、その合計約7億円を利用して、5年間の施設改善計画を立てて建物を改修しており、2年前には念願のバンクを全面改善しました。現在は1億1千万円かけてバックスタンド耐震工事を行っています。
なお、競輪事業への垣根を低くすることや、地域友好のために2階建ての綺麗な地域交流センターを建てて一般開放しています。地元自治会は無償で、そのほかも半日間1,000円(格安)でホールや会議室を貸出しています。主にダンス団体等が使用しているそうですが、稼働率100%のホールもあります。(地域友好のためとはいえ、安すぎたそうです。せめて2,000円にしておけばと言っていました)
さて、国体の準備については、選手など500名をどこにプールするか、自転車置き場をどうするか、が課題だそうです。南駐車場にテント村を作り受け入れる考えだそうですが、10月とはいえ暑いのではないかと心配していました。国体は開催する分だけレースができないので、来年は売上が下がると言っていました。
これで、福井、岸和田、富山、岐阜と4つの競輪場を回りました。課題が整理できましたが。もう少しデータを収集したいと思っています。