全国競輪主催地議会議長会が函館市で開催されました。加盟39市の議長(または副議長)が集い、競輪の置かれている厳しい現行の中、国に対する要望を協議し決議しました。
昭和の時代には、一般会計に大いに貢献し福祉・教育に資してきた競輪ですが、現在はファン数の減少に加え、ファンの年齢層が高くなり、年金暮らしの高齢者が6割を占めファン単価(掛金単価)が激減し、赤字の開催地が年々増えています。
福井市も本場開催は赤字です。が、場外で必死に売上を伸ばし、なんとか昨年度は1億円の一般会計繰り入れができました。しかし、このままでは、いづれ赤字団体に陥落します。
全国の最近の競輪事業状況ですが、平成3年度には1兆9,553億円あった売上は、昨年度6,350億円になり20年間で1/3に落ち込んでいます。
昨年度の赤字施行者数は15団体、ところが今年は9団体に減りました。”良くなった?” そうではありません。東日本大震災の影響でレース数が減ったので、赤字が減ったのです。つまり、競輪はやればやるほど赤字になるということを示しています。やらないほうが黒字になる。こんな皮肉なデータがあるわけです。
したがって改革していかなければ競輪は持たなくなります。
そこで、現在、選手数を減らしていくことが計画されています。3,400名を5年間で2,300名にするものです。これで賞金総額が100億円減少します。さらに、レース全部ではないですが、3連単や連単を面白くするために、9車立から7車立にすることも考えています(車数を減らすことで当たる確率が上がるため)。
それに加え競輪が存続していくために、国に対して以下の要望を行うことが決められました。
1.競輪振興法人に対して交付金の交付率を大幅に削減すること
2.競輪振興法人に対する交付金の算定については、収益を基本とすること
3.現行の車券の払戻率に下限75%を70%に引き下げること
4.競輪事業の制度・仕組みについて抜本的な改革を行うこと
5.自転車競技法の改正は平成24年4月1日から適用すること
「赤字ならやめればいいじゃないか。」という声が聞こえてきます。しかし、選手会や雇用、関係者への影響や、オリンピックや国体の競技になっている中で選手育成や競技力向上を考えれば、安易に撤退することもできません。
話は変わりますが、今日10時20分に乗る予定だった飛行機(ANA)に乗り込んだところ、機体に一部不調があるとのことで、一旦降ろされることになりました。待合室で1時間ほど待っていたら、「整備状況が未定のため欠航が決まりました。」という冷たいアナウンスが流れてきました。
いろいろな予定を持って飛行機に乗り込んだ人たちに対して「しかたないやろ。調子悪いんだから。」と言わんばかりのアナウンスの内容です。耳を疑うほど、あっけないものです。
新たな窓口が設けられ、飛行場内で利用できる食事券1000円だけ配られ、あとは勝手にみなさん変更してください。といった感じでした。
幸い私は次の便がとれましたが、満席でとれなかった人たちもいて、社員にかみついている光景もみられました。
3時間後の出発でしたので、もらった食事券で函館ラーメン(大盛 950円)を食べて、時間を有効に使おうと五稜郭まで行ってきました。タワーへ上り展望場から見る景色は、本当に素晴らしいものでした。
幸い転じて福となすではありませんが、飛行機が欠航になったおかげで行くことができたのですから、ある意味ラッキーでした。また、飛ぶ前に機体の不調が見つかったのですから、それも「よし」です。
家に帰るのは4時間遅れましたが、結果オ~ライという感じです。

