地区には56の自治会があるので7グループに分け、実際の避難所になる日之出小学校の校舎と体育館の見取り図をそれぞれ用意しました。
初めに福井市防災センター長が30分ほどゲームの内容を説明した後、カードを配り、センター長の指示で順次カードをめくっていきながら、協議して進めていきます。どんどん困難な指令がでてくるので、みんな頭を悩ましながら図上にマジックで書きこみ、カードを置いていきます。残念ながら時間がなくて結果的に250枚のカードのうち70枚くらいで終了しました(約50分間)。
最後の、意見交換では受講者から以下のような質問が出されました。
・病人はどこに収容すればよいのか。
・救護の部屋はどうすればよいのいか
・本部の場所はどこが適切か
・仮設トイレがなかった場合、それでもトイレがほしいという方にはどうしたらよいのか
・両親を亡くされた小さな子供(孤児)をどのようにすればよいのか
・避難所にいる家族を探す人が多くなると考えられるが、対応をどうしたらよいのか
・避難所へ来ることができない方はどうしたらよいのか
・地域内の集会場を避難所にしてはいけないか
それぞれ正解はありませんが、センター長が適切な回答をしていました。
今回、HUGを行ってよかったことは何か。
・避難所運営が大変であること。
・本部など指示する人が重要であること。
・多くの方に運営にかかわっていただく必要があること。
・避難所運営のために、今何をしなければならないのか。
に気づくことができたことでした。
わが地区の防災意識は市内でも最も高いほうにあります。
4年前に私が受講した防災士養成セミナーの最終日には、HUGではありませんが避難所運営の紙上訓練があり、その内容を地域に持ち帰り、毎年秋に行う地区独自の避難訓練日に体育館を避難所にした模擬訓練を行いました。また、同様に議会において3年前に避難所訓練の必要性を訴える質問も行っています。
さらにDIGと呼ばれる災害時図上訓練(地域で大きな災害が発生した場合を想定し、地図への書き込みを通して参加者全員が主人公となり、積極的に災害の対応策を考えることができる防災訓練)も一昨年行っています。
昨年の10月には、同様に協議会のみなさんを対象に、セミナー形式で避難所設置のあり方を学びあいました。
「釜石の奇跡」でもそうですが、一人でも命を損なわせないようにするには、日ごろの訓練が大切です。今月の23日は日之出地区独自の防災訓練日です。市内で、わが地域だけが8時30分にサイレンが鳴り響き、一次避難所へ集合し、その後9時30分に2次避難所である日之出小学校で様々な訓練を実施します。
