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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp
バックナンバー 2011年 10月

スティックリング競技中

志比口体育振興会主催で志比口ふれあいスポーツ大会が開催され、昨年と同様に日之出小学校で”スティックリング”を行いました。18チームが2ブロックに分かれて、それぞれ1~9位を決めます。

1チームそれぞれ、4回ゲームを行うのですが、結構体もほぐれるし、熱くなってきます。慣れてきたころに終了です。9時に開始したのですが、閉会式は12時。全員が賞品をもらって帰宅です。

 

セミナーの様子。がんに関することなので皆さん真剣に聴講していました。

福井県立病院陽子線がん治療センター 医学物理士 佐々木誠先生を講師に迎え「からだにやさしい陽子線がん治療」というテーマで、成人ふれあい学級主催のセミナーを開催しました。

がんの治療方法は①外科治療、②化学療法(薬物)、③放射線治療の3種類があります。日本では外科治療が主ですが、米国では60%が化学と放射線を合わせた治療になっており、日本もその方向に向かうと予想されています。

また、放射線の治療には、①X線治療、②密封小線源治療、③粒子線治療の3種類があり、以下のような特長があります。

①X線:がんの周辺にも放射線があたり、正常な組織も壊してしまう。

②密封小線源:γ線などの強い線源で、針で刺して、針先の放射線で治療する。舌癌、子宮頸がんなどが対象

③粒子線:がん部分だけ集中照射する方法で、陽子線と炭素源治療に分かれる。どちらとも治療効果は変わらない。粒子線治療は、副作用(放射線二次障害)が少ない。

例:肝臓の中央部を治療する場合、X線だと肝臓の正常な部分も打撃を受け、免疫力が落ちる。さらに肋骨まで照射されると、肋骨が折れることがあるが、組織そのものが死んでしまうため、折れた骨がつながることがない。

それでは、どのような治療に効くのでしょうか。

形がはっきりわかるがん。県立病院では、前立腺がん・非小細胞肺がん・肝細胞がん・頸頭部/頭蓋底腫瘍・転移性がんなどを扱っており、将来的には他のがんへの適応も目指しています。特に食道がんや乳がんの研究をおこなっているそうです。

苦手ながんは、形が定まらないがん(白血病など)、消化器系のがん(胃や腸など、壁が薄くて穴があいてしまう部位)です。

現在、粒子線治療施設は日本に9つありますが、街中にあって総合病院と併設されており、総合的な治療(ケア、経過観察)が一体となって受診できる施設は、福井県立病院だけだそうです。

 
 
 

福井県立病院 陽子線がんセンター

陽子線治療の照射回数は以下の通りです。
①頭頸部腫瘍       26回
②頭蓋底腫瘍       28回
③非小細胞肺がん 10~40回
④肝細胞がん    10~38回
⑤前立腺がん       37回
なお、1回の治療に要する時間は約30分です。

気になる治療費は?
治療回数  1~20回 240万円、21~25回 250万円、26回以上 260万円 ※なお、この費用には治療中の入院費や検査料は含まれていませんが、6月から
先進医療が適用され、診察料、検査料、投薬料、入院料は保険適用されるようになりました。したがってこれまで60万円かかっていたとすると、30%負担ですむので18万円になります。

また、福井県にお住まいの方は1治療あたり25万円が助成、さらに嶺南の方は通院1回あたり交通費3千円が助成されます。それでも合計300万円近い費用は高額です。早期の保険適用が望まれます。

県立病院のこれまでの症例(3月~10月までの10カ月間)は81。患者は福井県の方が約2/3で、県外が1/3です。

第109回全国競輪主催地議会議長会臨時総会

全国競輪主催地議会議長会が函館市で開催されました。加盟39市の議長(または副議長)が集い、競輪の置かれている厳しい現行の中、国に対する要望を協議し決議しました。

昭和の時代には、一般会計に大いに貢献し福祉・教育に資してきた競輪ですが、現在はファン数の減少に加え、ファンの年齢層が高くなり、年金暮らしの高齢者が6割を占めファン単価(掛金単価)が激減し、赤字の開催地が年々増えています。

福井市も本場開催は赤字です。が、場外で必死に売上を伸ばし、なんとか昨年度は1億円の一般会計繰り入れができました。しかし、このままでは、いづれ赤字団体に陥落します。

全国の最近の競輪事業状況ですが、平成3年度には1兆9,553億円あった売上は、昨年度6,350億円になり20年間で1/3に落ち込んでいます。

昨年度の赤字施行者数は15団体、ところが今年は9団体に減りました。”良くなった?” そうではありません。東日本大震災の影響でレース数が減ったので、赤字が減ったのです。つまり、競輪はやればやるほど赤字になるということを示しています。やらないほうが黒字になる。こんな皮肉なデータがあるわけです。

したがって改革していかなければ競輪は持たなくなります。

そこで、現在、選手数を減らしていくことが計画されています。3,400名を5年間で2,300名にするものです。これで賞金総額が100億円減少します。さらに、レース全部ではないですが、3連単や連単を面白くするために、9車立から7車立にすることも考えています(車数を減らすことで当たる確率が上がるため)。

それに加え競輪が存続していくために、国に対して以下の要望を行うことが決められました。

1.競輪振興法人に対して交付金の交付率を大幅に削減すること
2.競輪振興法人に対する交付金の算定については、収益を基本とすること
3.現行の車券の払戻率に下限75%を70%に引き下げること
4.競輪事業の制度・仕組みについて抜本的な改革を行うこと
5.自転車競技法の改正は平成24年4月1日から適用すること

「赤字ならやめればいいじゃないか。」という声が聞こえてきます。しかし、選手会や雇用、関係者への影響や、オリンピックや国体の競技になっている中で選手育成や競技力向上を考えれば、安易に撤退することもできません。

 

話は変わりますが、今日10時20分に乗る予定だった飛行機(ANA)に乗り込んだところ、機体に一部不調があるとのことで、一旦降ろされることになりました。待合室で1時間ほど待っていたら、「整備状況が未定のため欠航が決まりました。」という冷たいアナウンスが流れてきました。

いろいろな予定を持って飛行機に乗り込んだ人たちに対して「しかたないやろ。調子悪いんだから。」と言わんばかりのアナウンスの内容です。耳を疑うほど、あっけないものです。

新たな窓口が設けられ、飛行場内で利用できる食事券1000円だけ配られ、あとは勝手にみなさん変更してください。といった感じでした。

幸い私は次の便がとれましたが、満席でとれなかった人たちもいて、社員にかみついている光景もみられました。

3時間後の出発でしたので、もらった食事券で函館ラーメン(大盛 950円)を食べて、時間を有効に使おうと五稜郭まで行ってきました。タワーへ上り展望場から見る景色は、本当に素晴らしいものでした。

タワーから見た五稜郭

幸い転じて福となすではありませんが、飛行機が欠航になったおかげで行くことができたのですから、ある意味ラッキーでした。また、飛ぶ前に機体の不調が見つかったのですから、それも「よし」です。

 家に帰るのは4時間遅れましたが、結果オ~ライという感じです。

福井市の全公民館に対して警備システム設置予算が計上されました(なお、足羽、美山、中央公民館は設置済み、残りの47館に対して設置)。
なお、契約期間は平成24年1月~平成28年3月までの4年3ヶ月で3,020万円です。

9月23日のブログで述べましたが、泥棒が私の地元公民館も含めて幾つかの事務所に入ったことから、今回の12月補正予算で、警備システム設置を行う予算が計上されたのでしょう。これまでずっと指摘してきたことですが、結局、事件がおきて、やっとつける形になったのです。

森田中学校ブラスバンド部同窓生に、facebook登録を勧誘しています。現在、フェイスブック内にOB会のグループを持っているのですが、25名以上登録することでfacebookに専用ホームページが持てるからです。

今日、可能な限り電話をかけて呼びかけました。6名から「登録する」との返答がありましたが、登録の仕方がわからないというものもあり、ちょっとばかり不安を感じています。

現在、グループに10名以上が登録しており、かつて(30数年前)の出来事やエピソードでページがにぎわっています。当時演奏した交響曲について解説しあったりと、その交流が大変に面白く、切れていた縁がつながり深まっています。

コミュニティ喪失の時代に、ネットで新たな絆を結んでいくことが可能なSNSがフェイスブックです。ただし、情報流出などの不安があるからとフェイスブック利用に慎重なものもいます。登録は最小限の情報でいいのですが、迷惑メールやネット詐欺などの犯罪に巻き込まれるのを恐れてしまうようです。

世界で8億人が登録しているのがフェイスブックです。顔が見え、氏名が公開されるからこそ、信用できるのですが・・・。

本日開催の福井市安全安心なまちづくり対策特別委員会より

福井市のライフラインの耐震化について

水道の基幹管路の耐震化率は20%(H22年度末)。
H30年度までに28.7%達成を目標としています。なお、1kmを耐震化するのに1億円~2億円かかります。

(都市)ガス導管耐震化率は58.8%(H22年度末)
水道と比べて耐震化率が高いのは、ガスの供給範囲が狭いためです。

下水道耐震化率は37.8%(H22年度末)。
震災で下水管が被災すると水洗トイレが使えなくなります。東日本大震災では、下水管路総延長64,730kmのうち、573kmが被災しています。被害状況は管のたるみがほとんどえあり、主な原因は東北3県は地盤沈下、千葉など関東地方は液状化です。

応急手当(三角巾を利用)

秋の地区防災訓練が行われました。私の自治会は44世帯中28世帯が参加し初めて参加率が60%を超えました。

雨模様だったので、公民館に場所を移した2次避難訓練では、簡易タンカ作成、応急手当、AED講習が行われました。

東消防署から10数名、市危機管理室、防災センターとたくさんの市職員が応援に来ていました。

成和中学校吹奏楽部演奏

JR福井駅新幹線駅部高架下で旭地区ケヤキわくわくストリート大フェスティバルが開催されました。私の隣地区ですが、毎年お招きいただいているものです。

ステージでは成和中学校吹奏楽部(写真)による演奏やバトン部演技などの催しのほか、PTAによる合唱などが続いていきます。マイクや照明、アンプなど本格的な凝った設備があり、準備がの大変さがうかがえます。

東口広場では、約10梁のテントで模擬店を行っていました。福井商工会議所女性部会のテントでは、東北復興のための商品を販売していましたので、協力させていただきました。

また、明日は日之出地区防災訓練を実施しますが、どうもお天気がよくないようです。日之出小学校で行う予定だった第二次避難場所での訓練ができず、公民館の中で規模を縮小して実施することになりそうです。

なお、志比口防災会の見直し強化により、志比口ブロックでは第一次避難所(志比口公園、志比口北公園、金町公園の3か所)において全世帯の安否確認を行うことになりました。私も平岡第一自治会防災会長ですので、明日の案内を全世帯に配布してきました。

平岡第一防災会 防災訓練案内状

備えのあるところが、命を守る。そう確信しながら、しっかり訓練をしてまいります。

東口都心環状線 大きく膨らんだ歩道

平成21年6月に東口都心環状線が4車線開通して約2年半になります。私の住む志比口から豊島交差点まで真直ぐだった道路は、この環状線の開通により、新宝永踏切へ行く環状線と交差する歩道が大きく突起させられました(写真:道路に突き出す歩道)。

したがって、この歩道があるために、非常に通行しにくい道路となりました。開通以来これまでに何度も事故が発生しています(私の把握しているものでは、昨年の12月までに5回発生しています)。

そういった危険を事前に予測し、この突起した歩道をまっすぐにするように、日之出自治連合会や日之出、旭の両地区住民の要請を受けて、要望書提出および議会において何度もまっすぐに戻すように発言して訴えてきました。

 
それがようやく決定しました。すでに設計が終わり、工事入札を待つ状態になっています。早ければ今年中に完了します。最初の要望から2年以上経ましたが、やっと実現します。

オブザーバー参加の(副議長職の)私にとって、一番胃が痛くなるのがこの委員会かもしれません。手を挙げて言いたくなるような場面が少なくなく、それでも言葉を発せられないため、苛立ちが募るからです。

委員長に発言を求めずに自由に意見を言おうとする委員に対して、周りの委員が「(発言)許可を求めなさい。」と促すと、「誰に許可を求めるんですか」と返すやりとり。もう議員になって半年ですから、わからないはずがありません。通常の町内会の総会でも議長が存在し発言の許可を得てから意見を発するものです。

『九思一言』(九つの思いを重ねたうえで一言する)という格言がありますが、もう少し慎重さが必要だと思います。