日本海六県港湾都市議会協議会が昨日新潟市で開催されました。六県(秋田、山形、新潟、富山、石川、福井)から14市が集い、『環日本海交流を支える国際貿易港湾の整備』と『災害に強い港湾整備促進』について協議した後、国土交通省に対して要望しました。
その後「港湾行政の動向」について講演があり、東日本大震災で太平洋側東北地域の港湾が壊滅的打撃を受けた影響により、日本海側の港湾が代替港湾となり、貨物取扱量が大きく増えたことが報告されました。
とにかく、これからは中国を中心とする対岸諸国との貿易が大きくなっていきます。その意味では日本海側港湾の国際競争力を強化し、経済発展に寄与させる政策が必要です。
なお、今日は新潟東港のコンテナターミナル(写真)と民設民営の食市場「ピアBandai」を視察してきました。コンテナターミナルにはコンピュータで制御されたコンテナが整然と並べられており、クレーンで次々と船に運搬されていました。
歯が痛みだしてから週に1回通っている歯医者ですが、今日で4回目になりました。
待合室で順番を待っていると、しばらくして私の座っている長椅子がギシギシ揺れ始めました。心地よい揺れだったのですが「なんだとうと」と思ってチラッと横を見ると、2人の方が手話をしていました。動かしている手の振動が椅子に伝わり揺れを感じたのです。
5分ほどして「西本さ~ん」という声がかかって診察室に入って治療までじっとしていると、私の横の診察椅子に先ほどの耳の不自由な方が座り、同時に手話通訳の方も傍の椅子に座りました。
そして通訳の方が歯科衛生士に「○○さんは、先日の治療で処置が終了したと思ったのに、また来いと言われたため、違う歯まで処置が必要なのかと思って疑問をもったそうです。筆談でコミュニケーションを図ったので、うまく伝わってこなかったのかと思い、今日は手話通訳の私がついてきました」と語っていました。
実際は、違う歯を治療するのではなく、経過観察のため今日もお越しいただいたということだったのですが、結果的に筆談で正確に伝わらなかったことになります。
その会話を聞くつもりはなかったのですが、横でじっとしているため、どうしても耳に入ってきてしまいました。ただ、その会話で「そうか。こういった医者へ通う時にも、耳が不自由な方は手話通訳が必要な場合がある。ユニバーサル社会に向けて、本当に支え合いが大切だ。」と強く感じました。
健常者でも自分一人だけでは生きていくことはできません。自覚しようが自覚しまいが、人は必ず誰かの支えがあって生きています。だからこそ、困っている方がいれば、自然と手を差し伸べて、支え合っていくことが必要です。
講演などで手話通訳の方が皆の前で活動している姿が印象に残っているだけに、日常の中での活動に触れて、こういったケースが多々あるのだろうと改めて感じた機会でした。
韓国水原市と福井市は姉妹友好都市を結んで10周年を迎えます。
青年会議所同士の半世紀近くにわたる交流を礎として、平成13年12月22日に友好都市となったものです。水原市の人口は約110万人で、朝鮮半島のほぼ中央、首都ソウル特別市から南に約35キロ、地下鉄で約1時間、京畿道(キョンギド)にある道庁所在地です。
市内中心部には「水原華城(スウォンファソン)」という李氏朝鮮王朝末期(18世紀末)に造られた行宮と城壁があり、これらはユネスコ世界文化遺産に登録されています。毎年、国内外からたくさんの観光客が訪れるほどの美しい文化財です。
2002年のサッカーワールドカップ開催時には、市内にワールドカップ競技場が建設されました。また、その後、ソウル地下鉄の乗り入れがソウルから水原へ、そして天安(チョナン)市まで延長され、ソウルと地方都市を結ぶ重要な企業団地としても発展しています。(福井市ホームページより)
今日の福井新聞でも掲載されているように、友好都市提携10周年事業で本日から受け入れ予定だった水原市の市長らが「来日を中止する」と伝えてきました。自民党国会議員が竹島北西の韓国・鬱陵島(ウルルンド)視察を目指し入国を拒否された問題に絡む判断とみられています。
福井市議会も、これまで何回となく水原市議員団と交流をして友好を育んできており楽しみにしておりましたが、残念な結果となりました。本来ならば、今日は歓迎レセプション、明日は議会招聘意見交歓会の予定でしたが、これも中止となりました。
一番重要なのは心と心の交流です。民衆と民衆の交流が大切です。市長や議長などは来日中止となりましたが、市民団は来られているますので、新しい友好の輪を広げる歴史を刻んでいくことを祈っています。
私のホームページから、私にメールを送る方法が2つあります。
一つは、ホームの最下段に”Copyright © 2010 西本 恵一. All Rights Reserved.”とういう欄がありますので、この欄の”西本恵一”のところにマウスの矢印(カーソル)を持っていってクリックすると、私に直接メールを送ることができます。
また、ブログのコメント欄に書き込まれると、私にメールとしてコメント内容が送られてきます。コメント欄の内容は皆さんに開示する必要がなければ私個人が見るだけでとどめています。
昨日、面識のない方からホームページを通じてメールでご相談をいただきました。ぜひご相談があればお気軽にメールまたは電話(54-5385)をください。
福祉有償運送というサービスをご存じでしょか。福祉有償運送とは、地域に福祉輸送サービスを実施しているタクシー事業者が存在するものの移動制約者の需要量に対して供給量が不足している場合、その地域の実情に応じて各市町が立ち上げている運営協議会で、NPOや医療法人などが必要だと求められた場合申請後、タクシーの半額以下の運賃で移動制約者の輸送ができることをいいます。
簡単に言えば、障害をお持ちの方や介護などが必要な方に対して、タクシーがすぐに行けない地域に対して、タクシー金額の約半額で輸送することです。
大津市では、平成19年に福祉有償運送運営協議会を立ち上げ、7つのNPO等がこれまで福祉有償運送を実施してきました。サービスを受けたい方は、協議会に利用者登録を申し出て、認められればこの制度を利用できます。つまり、移動困難者であってかつ事業者の会員登録を受けないとなりません。
なお、乗車地、降車地どちらかが大津市であれば輸送できます。またNPO等の収入は利用者からの利用料金だけで行政からの補助は全くないため、全くの赤字であり、実質ボランティアで行っているのが現状です。したがって運営が厳しく撤退を考えている業者もあります。
一方で、タクシー業界を圧迫する制度でもあり、ただでさえ規制緩和で飽和状態にあり、運転手の年収も圧倒的に低いタクシー業界からの厳しい反対もあります。福祉有償運送によりタクシー利用が減るからです。福井のタクシー業界は今後約100台減車させなければなりません。つまり100人のリストラが必要とされています。
これから増大する高齢化社会の中で、福祉有償運送制度の必要性は益々高まるばかりです。私は、今の制度は中途半端だと思います。障害をお持ちの方はタクシー運賃補助がありますが、こういった制度と合わせて、低所得者に限定した制度として、国の補助で半額負担してタクシー業界で福祉運送輸送ができるようにすればよいように思います。
少なくとも現状の制度では長続きしないと思います。
平成17年9月議会において、「避難場所で一番課題となるのがトイレです。平常時に利用されている水洗便所はその機能を失い,利用できないものです。非常用の飲料水についてはグラウンド地下に準備をされていますが、同様にグラウンドにマンホールトイレの設置を考え、災害時に対応できる用意が必要と思われますがいかがでしょうか。」と質問を行いました。
当時の総務部長から「避難所におけるトイレにつきましては,本年度に市内各地区に設置する防災備蓄倉庫に簡易トイレと簡易トイレ用のテントを配備し、災害時に対応したいと考えております。」との返答でした。
東日本大震災を受け、6月議会に同僚の下畑議員が質問したところ、今回は前向きな返答がありました。そこで、先進的に整備している広島市へ行って、マンホールトイレ設置状況や導入の考えについてお伺いしてきました。
広島市ではマンホールトイレ整備について、地震被害発生により近隣住民が避難場所として生活する場所としてトイレが不足するため、9箇所の広域避難場所に合計180基(設置済み140基、平成24年度までに40基)のマンホールトイレ整備を進めています。
設置基準は、震度6強を推定し、近隣避難所、生活避難所、広域避難所の3つの区分から、避難人数を計算して割り出し、広域避難所に20基づつトイレを設置することにしたようです。
整備場所の選定には、
①液状化の危険性がある地区であること
②敷設後30年以上を経過している施設であること
③地域防災計画による広域避難場所の指定を受けていること
④敷地管理者と協議・調整が可能であること
としています。
なお、整備はマンホールを一定間隔に掘り下げて下水本管に直結させており、表面上は鉄蓋のみしか見えません(写真)。トイレ設備は業者とレンタル協定を結んでおり災害時に設置することになります。全国的な業者と提携しており、2000~3000個までストックされているそうです。なお、それぞれのマンホール工事費用は約1000万円です。
トイレの汚物は一旦下層部にたまりますが、貯水槽が一杯になると大量の水を下水本管内に流して汚物を取り除くそうです。また、断水で貯水槽に水が供給できない場合を想定して、近接する河川から仮設ポンプで給水したり、下水再生水を用いて緊急輸送路内を車両通過させて給水させる方法を考えているようです。
ただ、広島市の広域避難所とは都市公園のことであり、仮設住宅設置を想定しており、通常の小学校などに設置するものではありません。原則的に、小学校などの避難所トイレは使えるものとしているようです。
これはどうかと思います。体育館のトイレが断水して使えないことを想定するからこそ、グラウンドに仮設のトイレ設置が必要になるからです。テレビで避難所の外に多くの仮設トイレが設置されているところを見た方も多いのではないでしょうか。
中でも、すぐに利用でき汚物の処理が不必要なマンホールトイレ整備が必要なのです。私は平成17年の質問通り、福井市においては第二次避難所である各小学校や中学校にこそ必要だと思っています。ただし、福井県よりも多い110万人強の人口を擁する広島市ですから、全小中学校に設置すると大変な予算が必要になることから、仕方がないかもしれません。


