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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp

気仙沼市地図(赤丸の場所が津波で壊滅状態)

昨日、東日本大震災被災地である気仙沼市と陸前高田市へ行ってまいりました。

まず気仙沼へ行き、市役所災害対策本部で被災状況をお聞きしました。なお、本部入口にはたくさんの行方不明者を捜す伝言メモが張られていました。

車で町の中を走っていると、ある線を境に無事であった場所と被災した場所がはっきりと分かれているのがわかります。特に、地図の赤丸で囲んだ市街地は津波に飲み込まれ、一帯が”がれき”の山となっていました。季節外れの台風2号が熱帯低気圧に変わり被災地を襲っており、雨が断続的に降り続く中、大きな水たまりに車を進めながら、被災状況を眼に焼き付けてまいりました。

車を所々で停めて降りていくと、すぐに”潮の臭い”と”きな臭さ”が混ざった強い異臭が鼻をついてきます。方々に押しつぶされた車や家の残骸が横たわっています。火災のあった住宅地は焦げた跡が散乱しており、口に表せない状態でした。

テレビの画面だけでは絶対にわからないものがある。今後の防災のためにも、五体で感じておく必要があると思って来た被災地ですが、あまりの惨状に言葉を失いました。

 いつの日か震災で津波が来ることがわかっていた地域です。住宅の立地を含め事前の防災対策が不十分すぎました。なぜ、この地域に住宅を建てさせたのでしょうか。想定外という言葉がマスコミ上で踊っていますが、その「想定」は人間の勝手な思い込みで作ったものです。最悪のシナリオを基に徹底した安全対策が必要だと感じました。尊い生命と財産を守るために。

  

がれきの山、船が横たわっている

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