市民相談の中には、国や県の政策などの要望があり市議会議員では対応できない場合があります。その時は県のことであれば県議会議員へ、国で対策しなければならないことは国会議員へ、私がしっかり中に入って(たらい回しにはしない)つないでいきます。したがって私が仲介して国会議員に依頼した内容が、国会の委員会で取り上げられたこともあります。公明党にはこういった縦のネットワークがあり、一人の相談から国の法律や制度を作ったりすることがあります。
さて、ネットワークには縦だけではなく、横の連携もあります。時々ですが、全国の公明党市町村議会議員から依頼されたり、反対に私からお願いすることがあります。例えば、他県に在住されている方の友人・親戚が福井市にいて、その福井市在住の方の相談をお受けする場合です。先日も、東京の方から福井市在住の親戚の相談について依頼があり、ご訪問させていただいて解決へのお手伝いをさせていただきました。
つい1週間前には、私のホームページを見て大阪府の方から相談がありました。男女関係の問題で相手が福井市にいるからだったのですが、ご相談内容から現在お住まいの地で対応した方が良いと判断し、私から相談者在住の市議会議員に連絡をとり、ご相談内容を伝え、さらにご相談者にもその旨伝えました。現在の問題を解決することもさることながら、今後の人生を歩む上でも様々な行政や制度の支援が必要であり、議員によるセーフティネット(安心して相談できる人が近くにいる)が大事だと思ったからです。連絡した大阪府の市議会議員は「訪問して相談内容をお聞きします」とおっしゃていました。
ネットワーク3000(公明党の議員は地方・国合わせて3000名以上)とは縦と横のネットワークがあり、網の目を細かくしながら、様々なご要望・ご相談にお応えしています。
秋田県はJRで行くと本当に遠く、約8時間は電車に乗っていなければなりません。さて、秋田駅に着いて驚いたのが駅舎が大きく綺麗で東西通路を大きな空間で覆っていたことです。これが再開発ビル「アルヴェ」につながり、さらにその導線はNHKへと連なっていきます。
アルヴェは公共施設(5F)、民間施設(14F 中にホテルあり)、駐車場(3F)がある複合施設です。公共施設には、大きなイベントが可能な「きらめき広場」が1階にあり、丁度私たちが訪ねたときには秋田市立秋田商業高等学校がグルメやお菓子などを販売しながら実習するイベントが開催されており、多くの高校生と市民が来場していました。なお、この広場にNHK秋田放送局が接しています。
また、住民票など窓口サービスを提供する駅東サービスセンター、音楽交流室、多目的ホール、市民活動センター、自然科学学習館、子ども未来センターがあります。質疑応答の中で、私から「建設前にどのような公共施設を入れるかで問題とならなかったか」を問いましたが、本市西口再開発ビルのような論議はあまりなかったようです。また、隣には民間施設があり、アルヴェ全体として平日だと7,000人、休日10,000人が1日に来館、年間300万人が訪れる施設となっています。
さて、併設されたNHKですが福島と同様、以前は市役所近隣にありました。駅東側の活性化のため市からNHKに要請し市が所有していた秋田駅東側と土地の交換し、現在の位置に移転してきたのです。アルヴェと協力しながら、多くの方がNHKにやってきます。1階の「ふれあいギャラリー」は無償で市民に提供し、2週間サイクルで様々な展示があります。また、昼放送の「ひるまえこまち」はオープンスタジオになっており、市民が観覧に来ています。こういった積み上げで1ヶ月平均14,000人の方が来館します。
また、アンテナはデザインコンペの結果、アルヴェを建設した同じ業者になり、むき出しにしないで景観に配慮した現在の形になったそうです。
私は、これまで岡山、福井、福島、秋田放送局を視察してきました。NHKだけで賑わいを創出することは困難ですが、アンテナ、緊急車両の出入、休日のNHKの開館、賑わいづくりへの寄与など、努力次第で一定程度の課題はクリアできるのではないでしょうか。郊外化が進んだ現在、様々な制約により西口再開発ビルを夢のような施設することは難かしいと思います。しかし、県都玄関口として、中心市街地活性化のメイン施設として、そして実際に多くの方が訪れる施設になるように取り組まなければなりません。
JR福井駅西口再開発ビルの参考にするため、先週の4日と5日にNHK福島放送局と秋田放送局に視察に行ってきました。
NHK福島放送局の隣には子どもの夢を育む施設「こむこむ」が接しています。以前は福島市役所近くにあったNHKですが借地で地代が高騰していったことなどが理由で、市の誘いもあり現在の地に引っ越してきました。
なお、転居する上で、NHKから市へ(1)広場を作ってほしい(2)ホールを作ってほしい(3)防震地中壁を作ってほしいと3点の要望をしたそうです。実際、広場(椅子を並べたら200席)やホール(約300席)が「こむこむ」の1階にあり、NHKの公開番組などで利用し、うまく協力しあっているようです。
なお、アンテナはむき出しでしたが、高層マンションや商業施設が隣接しているわけではなく、JR線路際に立っているように見えるので、景観には問題がなく、実際なんら市民から指摘をうけたことはないとのことでした。
JR福島駅前に移ってきたNHK、自然と市民に受け入れられている施設のように感じました。
昨日と今日にかけてWAVE40で北信越地区ボウリング選手権大会が行われました。長野県、新潟県、富山県、石川県、本県の選手228名が参加しています。一昨日夜遅くホテルに着いて、昨日は朝9時30分から夜9時ごろまでゲームがあり、今日も8時集合で終了したのが18時過ぎ、表彰式の後家路に着きます。選手の皆さんは本当にタフです。
私は、昨日の開会式で主管代表として挨拶、さらに本日夕方に表彰式のため再度赴きました。嬉しいことに27回の大会で初めて本県から男子の個人選手権優勝者が出ました。2位も途中7位から追い上げた本県選手が勝ちとっています。男子6人チーム戦も本県が優勝し、男子は個人、団体と2冠になりました。一方で女子が個人戦で一人も決勝に進めず団体も不調な結果となりました。
表彰式で成績を読み上げる時にPをピンでなくポイントと読んでしまうポカをしてしまいました。
男子個人選手権優勝者は全国大会へ進みます。健闘を祈ります。
福井市公民館連絡協議会50周年記念大会がフェニックスプラザで開催され、私も日之出公民館運営審議委員会委員の一人として参加してきました。
福井市は全国でもまれな49の全小学校区に公民館が設置され、中央公民館1館を含め50の公民館があります。特に、これらの公民館はただ単なる貸館機能の箱モノではなく、市民や住民にとって身近な学習の場、人づくり、地域づくりの場としてきめ細やかな活動を展開してきました。今後さらに変化する生活や社会環境に伴い、地域の自治能力の向上と地域コミュニティの活性化がさらに求められいる中で、公民館の存在は益々大きくなっていくと思います。
なお、式典の後にアトラクションが披露されたのですが、中でも福井農林高等学校郷土芸能部の和太鼓の完成度には驚きました。20分の演奏でしたが心奪われるひと時でした。
午後からは、大阪大学大学院教授 小野田正利氏の講演「イチャモンを超えて~保護者・地域と学校の新たな関係づくり」があり、現在の教育環境の中で、「保護者や子どもが発しているSOS信号を先生は受け止めなければならない」、いわゆるモンスター(ペアレンツ)はいないんだ、ということを様々な事例を通して訴えておられました。
保護者が先生に対して要求するパターンが3種あります。1.要望、2.苦情、そして3.無理難題です。その最後の無理難題は、表面上本当に無理難題なんだけれども、実はその無理難題の背景にはいろいろなものがあり、その背景が見えれば出口(解決)が見つかるとおっしゃていました。
しかし、現実には、先生の労働環境はゆとりがなく、子どもたちと向き合う時間と余裕がないこともあり、先生はなかなか保護者の無理難題に答えられないのも事実であり、そのため先生は1.飲む(薬を)、2.うつ(鬱)、3.買う(宝くじを買って、当たれば先生を辞めたい)の状態になる場合がある。とも。
まずは、何かあれば先生と保護者の対話が重要と指摘していました。
なお、昼休みに各地区の公民館展示物を見ていたら声をかけられました。顔を見てびっくりしました。なんと高校1年生の時の担任でした。30年ぶりです。私もずっと居所を探していたのですが、結局わからず仕舞いでお会いできずにいました。現在の住所をお聞きしたら以前からの地域に住んでいるとのこと。どうも私の探し方が悪かったみたいです。今は某地区の公民館運営審議委員長をしているそうです。
7月の参議院選挙以降の全国の市町村議会議員選挙の投票率を注視しているのですが、4年前と比べどの地域の選挙も著しく低迷しています。一昨日行われた青森市議会議員選挙では、4年前が55.61%(これでも低い)今回47.55%と実に8%以上も低下しています。同日行われた高知県の須崎市でも71.88%から61.49%とたった4年間で10%以上も落ちています。
投票率は天候や立候補者数にも左右されるのかもしれませんが、毎回同時期に行う選挙でここまで低下するものでしょうか。
考えられる投票率が低下する要因は幾つかありますが、一番の要因は政治に対する不信感であり、もっといえば政治家に対する不信感ではないでしょうか。
しかし、現実には、政治は生活に密接であり市民に大きな影響を与えています。その政治の構成要因である議員を選択する投票率が低下することは憂うべきことです。
議会が何をしているのかわからない、議員が何をしているのかわからない。こういった状況では市民が選挙に関心を失い離れていくだけです。社会情勢が厳しい今、これまでより一層の議会改革が求められています。
ぬるま湯に浸からないように、議員は常に足元を改革しながら、あるべき議会を目指して全力で動くしかありません。


