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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp

9月中旬から涼しくなってきましたが、それまでは学校での学習環境は最悪でした。扇風機をPTAで用意して暑さをしのいでいた学校も多かったようです。

福井市合併前に、財政事情が悪いにも関わらず小中学校にクーラーを導入した清水町と越廼村は、平成18年に合併してからは旧福井市との均衡を保つため、クーラー利用を封印してきましたが、今年だけは時間を決めて利用することを許可しました。

さて、来年以降もずっと今年のような酷暑になるのであれば、旧福井市内の小中学校もクーラー導入を検討しなければならない日が来るかもしれません。それでは、もし、全クラスにクーラーを入れるとなると、どれ位の予算が必要でしょうか?

100ボルト電源を200ボルトに変え、さらに電気容量を大きくする工事等にクーラー導入費用などを含めると1クラス250万円~300万円かかるようです。福井市内小中学校は827クラスあるので、単純に掛け合わせると24億円~25億円がかかります。さらに、クーラー稼働日数を40日間と計算して電気代は年間1億5千万円が必要になります。こういった費用はほとんど市単独でまかなわなければなりません。(クーラー導入の国補助は6000万円/年が限度です)

児童や生徒の学習環境を良くしなければならないことは、誰もが思うことですが、税収が減少する中で、社会保障にかかわる扶助費だけは年々増加しています。昨年度の経常収支比率(定常的にかかる費用の割合)は90.7%でした。自由に使えるお金は少なくなってきています。

したがって、教室に直接日光が入らないように緑のカーテンなどの工夫をするとか、扇風機を備えるとか、また特別教室(パソコン室、図書室、多目的教室など)へのクーラー導入クラスを幾つか設けて、順番に授業が受けられる体制を作るとか考えなければなりません。

とにかくクーラー導入は、来年以降の気候との相談になりそうです。

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