登校拒否や引きこもりなど、学校に行けない児童・生徒、社会になじめない大人たちのために、いろいろな場が提供されています。
かつて私の活動報告でも紹介させていただきましたが、登校拒否児童のためのチャレンジ教室や社会復帰を目指す若者サポートステーションがあります。
しかし、チャレンジ教室に行くことさえできない子どもたちは、どうなるのでしょう。
そういった中で、既存の学校や社会が、行き(生き)づらいと感じている人々に、もうひとつの交流の可能性の場を提供している場があります。フリースペースIMA(福井市宝永)というところです。月水金(10時〜16時 1回200円)オープンしており、児童から30歳代の大人まで常時数名が来ているそうです。
知人にその団体のことを聞いたのが2日前。車で5分の場所なので昨日挨拶に行ってきました。トントンとドアをたたくと責任者の方が出てこられ、自己紹介し訪問した目的を告げると2階に案内していただき、話に応じていただきました。
部屋には、夏休み期間中の3人の児童がいました。3人ともテレビやコンピュータ画面に向かってゲーム等をしていました。普通の家にいる感覚です。なお、送り迎えは基本的に親が行い、弁当を持たせるようです。
自分の思うがままに時間を過ごしているようです。なお、以下の文章はフリースペースIMAのホームページから転載しました。
「パソコンがある部屋は、よく子どもがネットで遊んでいます。最近は、アニメを無料で見ることもできるらしく、アニメに夢中な子もいます。居間までの数メートルの間に、右手に台所、左手にベランダがあります。台所では子どもと、クッキーや野菜スープを作りました。今後も、何か一緒に料理できればなぁと思っています。ベランダは、これからの季節、夕涼みにもってこいじゃないかなぁと思います。
そして一番奥の、広くて窓がたくさんある部屋が、imaの居間です。ここで皆さんと、まったり過ごすことが多いです。いらなくなったソファ、机など、なかなか年季の入ったものばかりです。わたしは、新しいものばかりが並んでいるより、安心できる空間だなと思っています。
皆で机を囲んでご飯を食べることもありますし、トランプをして盛り上がったりもしています。ソファに座って一日中ゲーム(DS)をしている子もいますし、ただにこにこ笑って話を聞いてくれる人もいます。いろんな人が、いろんな時間の過ごし方をしています。
ただ、同じ‘ima’という空間で、同じ今という時間を過ごしていることが、私にとってはとても意味の大きなことです。imaはわたし自身の居場所でもあります。居場所があるって楽ちんです。imaが、imaを大切に思ってくれる人の居場所であり続けることを願っています。」
年間30名の方が入れ替わり立ち替わり来るようですが、こういった場で過ごし、学校へ戻っていく児童もいるとのことです。社会が混迷するほど弱者を多く作りだしていきます。したがって、セーフティネットを張り巡らし、共生できる体制がますます必要になってきています。
大きなテレビに向かってゲームをしている児童を後ろから眺めていて、「この子たちの未来を明るくしなければ」そう強く思いました。
一人が大切である。一人の人生が大切。一人の生命が大切。「議員は何のためにあるのか」を自分に問う時に、それが原点であり、自分に言い聞かせています。