
8月2,3日とローカル・マニフェスト推進地方議員連盟マニフェスト・サミット2010に参加してきました。
地方議会を変えるために、行政を変えるため、そして地域を変えるため、良き方向に進めるための取り組みについての話がありました。
マニフェストの提唱者である北川正恭氏(早稲田大学大学院公共経営研究科教授)は、今問われているマニフェストの意義について講演。
民主党のせいでマニフェストが「詐欺の代名詞」との批判もあるが、それはウソつきの民主党が悪いだけで、マニフェストが悪いわけではない。財政が厳しい中で、優先度をつけた政策を国民に示していくのは必要であり、当然、苦い薬も含まれるものである。と。とにかく現状を打破せよ。強いメッセージを発していました。
次の熊谷哲京都府議会議員からは、会派で実施した「京都府の事業仕分」について報告がありました。理事者をテーブルにつけ、事業仕分の提唱者でもある構想日本の力を借りて、幾つかの事業を選択して、その必要性を公開の場で論議したことは、本当に素晴らしいと思います。形骸化した決算委員会を変革する一つの方法だと感じました。
今日は、あの有名な民間から採用された元杉並区和田中学校校長、藤原和博氏からの講演でした。
20世紀は成長社会であり、情報処置能力が求められ、同じ解答をする「みんな一緒という世界」。しかし21世紀は成熟社会であり、情報編集能力が必要であり、それぞれ一人ひとり。
「人」「もの」「金」「情報」「時間」と言う限られた資産を使って、どれだけ最大限に開かせていくか。これが重要であり、地域を核に学校再生を行う必要性を具体的な例を紹介しながら教えていました。
感動しました。もっと地域を、もっと人を巻き込み、斜めの人間関係(地域の人と子どもという関係)を作り、今の学校のあり方を変え、その結果、考える子どもを育むこと。講義を聴いて、その懸命な取り組みに心から揺さぶられる思いがしました。
2000円の資料代が必要な大会ですが、その金額では量れないほどの大きな価値を学んだ機会となりました。行って良かった。一言です。
写真は北川教授と藤原元校長です。