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福井市 西本恵一
nishimotokei@ybb.ne.jp

童門:寛政の七部改革を指導した松平定信の実績に「七分金積立」があります。定信の祖父である徳川吉宗が設立した「小石川養生所」が資金難に陥った時のことです。事業仕分けなら廃止か民営化の対象にされたでしょう(笑い)。ところが定信は、江戸中の町会に対して町会費を少し倹約するよう呼び掛けた。

山口:それを養生所の経費に回したのですね。

童門:そうです。つまり、「自助」と「公助」との間に「互助」という考え方を取り入れたのです。

山口:超高齢社会を迎えた日本に当てはまる話です。公明党がめざす「協働型福祉社会」は「共助」が柱です。まさに「互助」の発想と同じです。家族や親族で助け合う「自助」には限界があり、核家族化が進む現代はなおさらです。単身家庭も増えています。一方、財政難のなか税金で賄われる「公助」にも限りがある。そこで、地域で助け合う「共助」の重みが増しています。

童門:地域の特性を生かした幕藩体制も、幕末には徳川家の私益追求が色濃くなり、地方を大事にしなくなっていきました。公明党には、一人一人を大切にするという考え方と、地域に密着したネットワークを生かしながら、多くの国民の信頼を得て活躍してほしいと思います。

山口:ありがとうございます。かつて童門さんは公明新聞の連載で、「上下万民に対し一言半句虚言を申すべからず」「部下よりも民を恐れよ」という北条早雲の言葉を紹介されていました。どこまでも国民の声に真撃に耳を傾けることに徹し、日本の新しい時代を切り開いていく決意です。

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